岡本駅にある大学に通っていたので、茶屋町の丸善ジュンク堂書店で思わず手に取ってしまった一冊。第一章の創始者・小林一三によるあれこれのアイデアに関する記述は良かったが、それ以降は完全に「鉄オタ」ワールドに終始。「ブランド力を徹底検証!」と書いてあるので、そっちよりの話かなと思ったので、ちと残念。著者は阪急沿線在住とのことだが、阪急愛が強すぎる感が否めない。もう少し客観的な視点で、鉄オタ以外にも分かりやすいように書いた方が良かった気がする。