抽象的思考の大切さについて書かれてあるのだが、おそらく日本国民の9割は「まえがき」で挫折し、それ以降も何を言っているのかよく分からないはず。不思議なのは、そんな内容なのにサクサク読み進められること。終盤に自身のガーデニングと結びついた時には、思わず唸ってしまった。個人的には好きな一冊。