1985年に「月刊カドカワ」で連載されていたストーリー漫画をまとめた一冊。著者による作品ごとの解説がありがたい。どの話にも女性が登場し、裸の絵が多く、そして切ない。「余白の美学」というか、全てを説明しすぎないので、想像が膨らむ。こういう漫画、今の時代には絶対にないだろうなと思った。