オウム真理教事件を医師の視点で書いた小説。実際に臨床に参加した医師に綿密に取材したとのことで、やり取りが生々しい。下巻は専門用語が多すぎて辟易するが、上巻は時系列として一連の騒動がまとまっているので、資料としても貴重。