2017年7月〜12月分の日記をまとめた一冊。タイトルにある通り、森の中に籠もり、庭園鉄道でどんな作業をしているのかの記述が多い。作家として担当者とどういうやり取りをしているのか、執筆中の小説やゲラの読み直しの進捗状況、、たまにプライベートといった内容もあり、森博嗣の日常が垣間見える。

 

淡々と書かれているが、時に深い考察を織り交ぜてくるので、スラスラとは読めず、時間がかかった。これはシリーズ第一弾で、続きがまだまだあるので、楽しみがしばらく続きそう。

 

それにしても、このシリーズを全て表紙が見えるように並べた、ジュンク堂書店立川高島屋店の担当者はエライ。この本に出会うきっかけになったので、素直に感謝している。