この本をきっかけに知った黒岩重吾氏の直木賞受賞作。女たらしの産婦人科医が、院内で何者かに殺されかけ、その犯人を探すことに終始するというストーリー。病院の中のドロドロした人間関係が、これでもかと生々しく描かれている一冊。