高知東生さんの自伝的小説。父親が四国の大物ヤクザというのは知っていたが、幼少期の体験等も含めて詳しく書いていて、どんどん読んでしまう。偶然にも今年、高知に行ってきたばかりなので、地理関係がだいたい分かったのも大きいかも。マスコミ不審は当事者ならではの観点で、そうなったらこう思うんだというのもよく分かった。