東海林さだおさんの過去の本から、主に冒頭部分だけを抜き出し、それを五十音順に並べた一冊。

 

例えば、ア行の「鯵のフライ:鯵のフライの偉いところは、B級に徹していることだ」カ行の「牡蠣:貝類にとって、殻は家である。そういう意味から言えば、牡蠣の家は、身分不相応なほどの豪邸である」等の文字の羅列が400ページに渡りびっしり。

 

常に手元に置いておき、隙間時間に少しずつ読んでいくという戦略がおすすめかと。