子供が登校している学校では、今年の運動会が終わった。以下、特定の小学校の話で普遍性はないのだが、変化を感じたので書いてみる。(ちなみに2才離れて2人通わせており、運動会を見るのは2018年からで7年目(2020年は中止だったので6回目))

 

昨年、

・内容はマイルドにはなっているが、組体操も復活。

と書いたのだが、今年は組体操がなくなり、ダンスのみになった。

 

・昨年も同じだったのだが、午前で終了。(コロナ前は午後もあり、親は運動場で弁当を食べたりしていた)

・午前で終わらせるために全体的に内容を削減。

 ・未就学児や保護者の競技、応援合戦などの余興的な部分はカット。

 ・各学年の登場回数を削減

 ・1種目で2学年まとめて実施するなど。生徒数の減少が原因かもしれないが。

 

自分の子供ではない学年なので、真面目に見ていなかったのだが、低学年のダンスはコロナ前だとあり得ないクオリティの低さであった。全然そろっていないし、まともに踊れていない子供も多い。練習に投下する時間を大きく削減したのではないかと思われる。このクオリティで本番を迎えても構わないと教師が判断していることが最も本質的な変化だと思う。

 

学校側が考えを修正するに至った経緯は分からないが、非常に好ましい変化である。小学校の運動会を見るのは来年が最後だが、継続して緩い方向へ変化することを期待したい。

 

組体操については、2020年に神戸市が禁止したのが理由かもしれない。これだけ問題になっていてもコロナを経て2023年にわざわざ復活させるほど、教師にとって組体操には魅力があるのだろうか。2024年に廃止に転じた理由も謎だ。4年ぶりに組体操をやってみたら、生徒を支配する上であまり効果がなかったのか、手間がかかりすぎて嫌になったのか。

 

 

参考