中村けんですニコニコ

 

 

令和6年度の当初予算案を発表しました!

 

 

令和6年度の経済見通しは、物価上昇を上回る所得の増加や企業の業績の緩やかな回復が見込まれるものの、依然として資源価格の動向や物価の先行きは見通せない不透明な状況にあります。

 

 

そのような中、予算編成においては、歳入面で市税収入の回復が見込まれるものの、歳出面では想定を超える人件費や物価上昇、少子高齢化などによる社会保障関連経費の増加などもあり、あらゆる事務事業を精査し経費削減を徹底するとともに、経常的経費につきましては、事業費ベースで対前年度比10%のマイナスシーリングに取り組み、限られた財源を効果的かつ効率的に活用するように努めました。

 

 

そのような状況下で編成した来年度の一般会計当初予算(いわゆる「予算」と呼ばれるもの)の総額は、732億9千万円で、前年度比で74億5千万円の増、率にして11.3%の増となりました。

 

 

 

重点分野における具体的な取り組みをいくつかご紹介すると、防災・減災対策では、地震や津波による建物、人的被害を軽減するため、津波避難タワーの整備などに引き続き取り組むとともに、雨水管理総合計画を策定し、豪雨による浸水リスクの軽減に取り組んでまいります。

 

 

子育て環境に係る施設整備については、矢田保育園の移転新築、伊文保育園の園舎建設に係る設置主体への補助を昨年度から引き続き行ってまいります。福地南部保育園については、令和7年4月の利用開始に向け、園舎の建替工事に着手します。

 

また、子育て環境を支える支援策については、安心して出産・子育てができるよう、産後ケア事業への新規サービスの追加や、出産・子育て応援給付金「西尾プレママ祝い金」、「西尾すこやか祝い 金」の支給を引き続き実施してまいります。

 

 

教育環境に係る施設整備については、平坂中学校の生徒数増加対策のための校舎増築等工事、吉良中学校の校舎建替えのための実施設計業務、学校施設長寿命化事業として西野町小学校長寿命化改修工事等を実施してまいります。

 

また、きめ細やかな教育の推進事業として、新たに教育指導アドバイザーを配置するとともに教育アシスタントなどその他の職種についても増員してまいります。

 

 

スポーツ環境の整備については、「にしおマラソン」の次回大会の開催や総合体育館の耐震改修工事、(仮称)駮馬瀬戸地区テニスコートの整備を引き続き進めてまいります。

 

 

「ワクワク西尾創生予算枠」では、夏休み期間中のお子さんとそのご家族に、西尾の魅力や市役所の機能などを楽しく学んでいただく市役所参観日事業や、史実としての元禄赤穂事件や吉良義央公の実像を明らかにする「元禄赤穂事件資料集(仮)」の刊行事業を新たに実施します。

 

 

 

「いまに寄り添い、次世代に繋ぐ西尾の未来実現予算 」と命名し、「もっとワクワクするまち にしお」を実現するための歩みを確実なものとしてまいりますので、よろしくお願いいたします!!