中村けんですニコニコ

 

 

新年度予算案を発表しました!

 

 

誰もが輝き、心おどる未来の西尾市を実現するため、「共生と共創でつくりだす明るい未来 」予算と命名し、予算総額は、1,216億4,471万円で、前年度対比 42億5,504万円、率にして3.6パーセントの増となり、過去最大の予算規模となりました。

 

 

また、このうち一般会計(一般的に「予算」と呼ばれるもの)の予算総額は658億4千万円で、前年度対比 35億5千万円、率にして5.7パーセントの増となり、こちらも過去最大の予算規模となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度の景気は、新型コロナと共存する「ウィズコロナ」の生活様式への転換に向かって緩やかに回復しているとはいえ、いまだ不安定な経済情勢の影響により、先行きが見通せない不透明な状況にあります。

 

 

そのような中において、令和5年度予算は、歳入面で市税収入の回復が見込まれるものの、歳出面では昨今の資材価格や燃料費等の高騰や少子高齢化などによる社会保障関連経費の増加などもあって厳しい財政状況となっていますが、財政運営を持続可能なものとするため、将来負担の軽減、財政規律の維持に努めました。

 

 

その一方で、重点施策である防災・減災対策、行政サービスと市民生活のデジタル化、市制70周年記念事業、公共施設の老朽化対策、子育て環境の整備、小中学校の教育環境の整備、スポーツに親しむことのできる環境の整備、「ワクワク西尾創生予算枠」に係る各事業を実施し、令和5年度から計画期間が始まる「にしお未来創造ビジョン」に掲げた将来都市像「もっとワクワクするまちにしお」の実現に向けた第一歩を踏み出してまいります。 

 

 

 

具体的には、防災・減災対策では、地震や津波による建物、人的被害を軽減するため、津波避難タワーの整備、災害危険度判定調査、寺津漁港海岸堤防の地震対策工事などに引き続き取り組みます。

 

 

行政のデジタル化については、行政サービスの業務効率化と市民生活の利便性の向上のため、書かない窓口システ ムの導入、危険箇所のLINE通報機能の導入、保育園・ 幼稚園の各担任へ配備したタブレットでの保護者連絡機能の活用等を実施します。

 

 

市制70周年記念事業では、市制70周年記念式典、70周年記念エリアドラマ制作等を実施し、市内外に西尾市を広くPRしてまいります。

 

 

公共施設の老朽化対策としては、文化会館、消防本部消防署庁舎の改修、学校施設の長寿命化を実施します。

 

 

子育て支援の推進施策では、矢田保育園を移転新築するための園舎建設設置主体への補助、伊文保育園の建替えのためのプール解体工事と園舎建設に対する設置主体への補助、福地南部保育園の建替えのための実施設計及び平坂保育園の移転のための用地購入を行います。

 

 

また、平坂中学校の生徒数増加対策のための校舎増築工事、吉良中学校の校舎改築のための基本設計業務、学校給食のスペシャルメニューの提供、子どもたちの多様な学びの場を提供する「にしお子ども学びの森」事業の実施など、子どもを取り巻く環境の向上を図っていくとともに、全ての妊婦・子育て世帯が安心して出産・子育てできるよう伴走型相談支援事業、出産・子育て応援給付金の支給を実施します。

 

 

スポーツ環境の整備については、令和4年度からの繰越事業としてフルマラソン大会「にしおマラソン2023」 を令和3年度の第1回大会とはコースを一新して実施するとともに、(仮称)駮馬瀬戸地区テニスコートの整備、総合体育館の大規模改修工事にも着手してまいります。

 

 

「ワクワク西尾創生予算枠」では、地域活性化に向けたビジネスプランコンテストの開催や、中心市街地での創業や新規出店の促進のために空き店舗等の活用に対して補助を行います。

 

 

 

上記以外にも様々な事業がありますが、「人が輝き、まちが躍動する、共生・共創のまちづくり」のスローガンの下、力強く各種施策を推進してまいりますので、よろしくお願いいたします!