中村けんです
二十歳の集いを開催しました
民法が改正されたことにより、正確には18歳で成人となりますが、名称を変えつつ、これまで同様に二十歳を迎えるみなさんを祝福する機会を設けています
今年のテーマは「むすんで ひらいて」で、以下のような意味が込められています
新型コロナウイルス感染症の影響により、人と直接会うことが制限される生活を送ってきました。
しかしそれは、人とのつながりの大切さを実感する機会にもなりました。
二十歳の集いを機に、離れていた友人や恩師と再会し、人と人との心の結びつきを強める(むすんで)とともに、改めて成人としての自覚と責任をもち、それぞれの目標や夢に向かって広い世界へと力強く羽ばたいていきたい(ひらいて)。
西尾市では、コロナ禍になってからの成人式は3部制を採っており、第1部は鶴城中学校と平坂中学校、第2部は一色中学校、佐久島しおさい学校、吉良中学校、幡豆中学校、第3部は西尾中学校、東部中学校、福地中学校、寺津中学校の卒業生を対象として開催しました。
また、会場となった文化会館の外では、西尾市のシンボルフラワーであるバラをあしらったフォトスポットを用意し、多くの方にご利用いただきました
以下、式辞の内容をご紹介し、お祝いの言葉とさせていただきます
「成人式」が装い新たに「二十歳の集い」となりましたが、式辞という形で皆さんに心からのエールを送りたいと思います。
まず伝えたいのは、家族や友人をはじめ、身の回りの人たちへの感謝の気持ちを忘れないでください。
人は一人では生きていけませんし、一人だけでやれることは正直知れています。
これまでも、自分が気づかないところも含め、多くの人があなたたちのことを支えてくれていたはずです。
それを自分自身の財産だと考え、人と人との繋がりを大切にしながら、充実した毎日を送ってください。
そして、可能性あふれる若い皆さんには、夢や大きな目標を持ち、失敗を恐れず、ひたむきに頑張れる人になってほしいと思います。
夢や目標が大きければ大きいほど、上手くいかないかもしれません。
しかし、人生で一度も失敗や挫折を経験せずに、夢を叶えたり、仕事で成功を収めた人なんて基本的にいないと思ってください。
何もせずに諦めることは簡単ですが、その後の人生に悔いが残ります。
それだったら、とことんチャレンジしてみる。
もし失敗しても、そこからたくさんのことを学ぶことができ、きっと新しい道が開かれるはずです。
そして、それが自分自身の成長に繋がります。
若いうちは、いくらでもやり直しがききます。
たくさんチャレンジして、失敗も経験しながら、自分の夢や目標を掴み取ってください。
皆さんの輝かしい未来を祈念して、式辞とさせていただきます。
おめでとうございます。