中村けんです
この度、西尾公共職業安定所（ハローワーク西尾）との間で、就職氷河期世代の就労支援に関する連携協定を締結しました
バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に就職活動をされた、いわゆる「就職氷河期世代」の方々は、希望する職に就くことができず、現在も不本意ながら不安定な仕事や無職の状態にあるケースが少なくありません
国も、すべての世代の人々が希望に応じて意欲・能力を活かして活躍できる環境整備を進めており、特に就職氷河期世代に対しての支援を令和2年度から3年間集中的に取り組む期間としています。
今回の協定は、その就職氷河期世代にスポットを当てたもので、全国では初の取り組みとなります
※ハローワークと連携しての取り組みについて、就職氷河期世代以外の方は断るという意味ではありません。
西尾市では、ひきこもりを始めとする、社会生活を営む上で困難を抱える子どもや若者を支援するための窓口として、総合相談センター「コンパス」を昨年の6月にオープンしましたが、県内トップクラスの支援体制や、充実した活動が評価され、今回の協定締結に繋がりました
これまでは、市とハローワークがそれぞれ独自に動くか、限定的な連携に留まっていましたが、今回の協定を機に、連携を深めながら具体的に次のような取り組みを進めてまいります
就職氷河期世代のひきこもりの方に対し、コンパスと連携し、ハローワーク職員がコンパスに出向いて出張相談を行う。
短期の職場体験、職場実習、職業訓練等、段階的なメニューを用意し、就職氷河期世代の方一人ひとりのニーズにあった支援を行う。
職場の体験先や実習先、就職氷河期世代の方が優先的に応募出来る求人の確保について、市とハローワークが連携し、市内事業所に理解を求めていく。
