中村けんです
昨日、愛知県と共催で、津波・地震防災訓練を実施しました
約10年前に起こった東日本大震災では、津波による甚大な被害が発生した教訓を踏まえ、この地域でも将来的に発生が危惧される南海トラフ地震等の大規模地震とそれに伴う津波を想定し、実際に津波が発生した場合に迅速な行動を取ることができるようにすることを目的としています。
今回の防災訓練では、坂田球場、一色中部小学校、一色町味浜にあるグラウンドゴルフ場、佐久島、総合福祉センターを会場に、約900人の方々と、53の関係機関にご参加いただきました
僕自身は、大村知事と半日ご一緒する中で、参加者の皆様のブースを訪問するとともに、愛知県が所有する「わかしゃち」というヘリコプターに載せていただき、空から西尾市の状況を把握することも行いました
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました
西尾市では、南海トラフ地震が起こった際に、県内で最も深刻な被害が予測されます
市として防災・減災対策を重点施策として位置付け、現在は津波避難タワーの建設などを行っておりますが、ハード面の整備だけですべての被害を防ぐことができるわけではありません。
一人ひとりが「自分の身は自分で守る」という意識を持って、常日頃から備えや訓練を重ねることが重要であり、今回の訓練を地域の防災力向上や家庭での防災力向上に繋げていただければと思います