中村けんです
全国削ろう会西尾大会が開幕しました
「削ろう会」は、極限まで薄い鉋屑(かんなくず)を出すことを中心に、手道具や伝統技術の可能性を追求する会で、その全国大会が全国削ろう会です
そして、匠がしのぎを削るこの大会では、数ミクロン(1000分の1ミリ)単位での勝負になるということなので、その場で繰り広げられる光景は、もう神業としか言いようがありません
僕も、西尾大会が決まった際に実行委員会のみなさんの表敬訪問を受け、その場で鉋掛けの実演を見て感動したことを今でも鮮明に覚えています
そんな、個人的にも待ち望んだ全国削ろう会西尾大会が、24日・25日の両日、西尾勤労会館で行われます
コロナ禍での大会となるため、来場制限はかかるようですが、一般の方の見学も可能です。
明日は、午前9時30分から薄削りの予選が開始され、午後1時45分から女性の部の決勝、午後2時15分から一般の部の決勝が予定されています。
機械には真似できない、職人が誇る技術を間近で見て、そのすごさと大工の仕事のカッコよさを感じていただければと思います