中村けんです。
選挙が終わり、翌日からは公務も通常運転に。
疲れもだいぶ抜けて、気持ちの高ぶりも通常時にほぼ戻りました。
さて、今回の市長選挙を振り返ると、正直、とても複雑な心境でした。
選挙のやり方は人それぞれだとしても、当選するためなら何をしてもよいのか?
市民のための政治家ではなく、政治家のための市民なのか?
それを強く思わざるを得ない選挙戦でした。
実現のためのハードルが高いにも関わらず、1万円の地域振興券をことさらにPRし、有権者の心を金で釣る手法。
200億円の損害賠償という根拠の乏しいデマを流し、有権者を恐怖に陥れる手法。
このように、有権者への敬意を欠き、愚弄するようなやり方は、民主主義の危機だと感じています。
それに加え、確認団体車での候補者名の連呼や、副市長経験者からのショートメールを用いての投票依頼など、挙げればきりがありませんが、公職選挙法違反と見られる行為もひどかった。
これらのことに、市の三役経験者が深く関わっていたという現実が、非常に残念でした。
今回、市議会議員選挙を経て、議会の構成も大きく変わりました。
いい加減、このような醜い政治には終止符を打ち、切磋琢磨できる政治を実現していきたい。
後ろを振り返るのはこれでおしまい。
相手候補の得た票の重みも受け止め、しっかり前を向いて、西尾市政発展のために引き続き全力を尽くして頑張ります!