中村けんです
西尾市においても、今年度中にタブレット端末を児童・生徒一人に1台整備し、ICT(情報通信技術)を活用して授業の個別最適化を図る「GIGAスクール構想」を推進しています
そして、端末が整備されるのに先立ち、現状の授業においてどのような形でICTが活用されているか、市内にある中畑小学校で視察をさせていただきました
今回視察した授業は、3年生の理科(動物のすみか)と5年生の算数(円と正多角形)で、貸し出し用のタブレット端末にインストールされている「SKY MENU」と「プログル」というソフトを用いて行われました。
理科の授業の様子はこちら
こちらがタブレット端末の画面で、保護色などについて取り扱っていました。
こちらは、授業の振り返りを子どもたちが自分の端末に入力している様子
教室前方の画面で一覧できるので、個々の進捗状況が容易に把握できます
算数の授業の様子はこちら
プログラミングの仕組みを活用しながら、正多角形の書き方を取り扱っていました。
ICT一辺倒ではなく、アナログの要素も大事にしながら、非常に工夫された授業が展開されていると率直に感じました
視察終了後は、せっかくの機会ということで、給食をいただきました
おかずは、西尾市のソウルフード(?)である「イカフライのレモン煮」
最高です
タブレット端末が一人1台整備されることによって、授業の質が抜本的に変わるというイメージをお持ちの方もいるようですが、現在も一定数の貸し出し用タブレット端末は整備されているため、授業の中でICTの活用はされています。
もっとも、一人1台整備されることにより、量の面では飛躍的にICTの活用が進んでいくと考えています
ICTの活用は、目的ではなくあくまでも手段なので、アナログの要素も大事にしつつ、「よく分かる授業」や「やる気が引き出される授業」を推進してまいります