中村けんです
西尾のシティプロモーションを題材とした、「西尾の未来トークセッション」を西尾市役所で開催しました
内容は2部構成となっており、第1部では事例発表として、以下の方々の取り組みについて発表していただきました。
多くの地方自治体から地域プロモーションのモデルとして注目されている、奈良県生駒市いこまの魅力創造課の大垣弥生さん
OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINOを主宰し、デザインの力で地方の魅力を引き出し続ける坂本大祐さん
地域と写真をテーマに、「ローカルフォト」という新しい概念でまちづくりのプロジェクトに参画されている写真家のMOTOKOさん
そして第2部では、上記のお三方に加え僕もパネリストの一人として参加させていただき、シティプロモーションのあり方をテーマにしたトークセッションを行いました。
細かい内容は省きますが、次の2点については、どのパネリストの方も共通しておっしゃっていたように思います
シティプロモーションというと、情報発信の手法に目が行きがちであるが、自分が一番腹に落ちる地域の課題解決の取り組みを優先させ、その延長線上に手法を考えるべき。
発信側が魅力だと考える部分を一方的に発信しても、受け手にはなかなか響かず、飽き飽きされることも少なくない。
市民、職員というような立場に関係なく、まちに出て出会う人とのコミュニケーションを大事にする。
一人ひとりが当事者意識を持ち、多様な主体が手を取り合う「共創」の考え方が重要になる。
今回のトークセッションは、市の委託事業である「にしおイズム」の中の事業として実施しました。
パネリストとして参加してくださったお三方は、いずれもその道では有名な方ばかりで、これだけのメンバーが西尾に集結し、自らの体験を熱く語っていただいたことの意義は大きいと考えています
西尾市でも「共創」のまちづくりに力を入れていきますが、そのためには、一人でも多くの市民や職員の心に灯がともることが何より重要です
今回のトークセッションが、そのきっかけの一つになってくれればと強く願います