中村けんですニコニコ

 

 

2月14日の市議会全員協議会及び定例記者会見において、令和2年度予算を発表しましたグッ

 

 

 

 

 

 

 

市におけるすべての会計の予算総額は、1千119億8千80万7千円で前年度対比6.2%の増、一般会計の総額(いわゆる「予算」)は、585億6千万円で前年度対比6.4%の増となりました。

 

 

 

令和2年度予算の特徴としては、普通交付税の合併算定替特例の縮減及び法人市民税の一部国税化に伴う収入減、会計年度任用職員制度の導入に伴う歳出増などにより、厳しい財政状況となっております。

 

 

このような中、重点施策である防災・減災対策、安心して子育てのできる支援施策の一層の充実はもとより、少子高齢化・人口減少社会の到来を見据え、企業誘致の推進による歳入確保・雇用拡大・定住促進や、AI・RPAの活用によるスマート自治体化の推進、バス路線の拡大による公共交通の充実を図ってまいります。

 

 

また、職員の創意工夫による活力を醸成するため、「ワクワク西尾創生予算枠」を引き続き継続し、夢や希望の持てるワクワクする西尾市の創生に努めてまいります。

 

 

 

一方、将来負担の軽減、財政規律の維持向上を図るべく、行財政改革等を通して個々の事務事業の精査を徹底し、一層の経費削減に努めるとともに、歳入面においても、国・県補助金の確保に積極的に取り組むことにより、市民サービスの低下を招かないよう配慮いたしました。

 

 

 

令和2年度予算は、現世代から次の世代までを見据え、「住んでみたい」「住んでよかった」と思っていただけるまちづくりを目指した予算としていることから、『「住みたい!」を実現するまちづくり』予算と命名しました。

 

 

 

具体的には、まず、重点施策である防災・減災対策については、地震や津波による建物、人的被害を想定して、災害用トイレの整備、寺津漁港海岸堤防の地震対策工事などの継続事業に加え、来年度からは新たにヘリポート等防災活動拠点の整備、津波避難タワーの整備に着手してまいります。

 

 

さらに、津波ハザードマップの作成、国土強靭化地域計画の策定などにも取り組んでまいります。

 

 

 

次に、子育て支援の推進施策としては、民営の中野郷保育園福地北部保育園、及び新たに民営化する西野町保育園の園舎の建替えに係る建設費を補助し、保育環境の向上を図ってまいります。

 

 

また、出産祝い金特定不妊治療費に対する助成、児童クラブの2人目以降の保育料減額などを引き続き実施するとともに、新たに、産後の不安定な時期に産婦と4か月未満の乳児を支援する産後ケア事業を実施します。

 

 

 

その他、「ワクワク西尾創生予算枠」では、図書館で本を借りた貸出履歴を記帳できる読書通帳の導入、佐久島にWi-Fiのアクセスポイントの設置などを行う佐久島へのブロードバンドの導入(島までケーブルを引く工事は既に完了)、地元の学生の市内企業への就職を促進し働き手不足を解消する「ローカルではたらこう」事業などに取り組んでまいります。

 

 

 

県立特別支援学校については、引き続き造成工事を進め、令和4年4月の開校を目指しております。

 

 

隣接する新学校給食センターについては、令和3年9月の開設に向け、建築工事等に着手してまいります。

 

 

 

また、令和元年度から進めているデンソー進出に伴う駮馬瀬戸地区工業用地開発計画については、令和2年度から道路新設改良等に本格的に取り組んでまいります。

 

 

 

なお、新規事業をはじめとする、その他個々の事業の詳細については、日を改めていくつか紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします!