中村けんです
今日は、蒲郡市の形原中学校で行われた、名鉄西尾・蒲郡線(にしがま線)利用促進大会に参加させていただきました
大会では、西尾市立西尾中学校、愛知県立吉良高校、蒲郡市立形原中学校、愛知県立蒲郡東高校の生徒による意見発表が行われ、この地域における鉄道の必要性や、利用者を増加させるためのアイデア等について、建設的な意見を発表してくれました
また、会場でにしがま線の利用状況についての資料が配られたのですが、それによると、西尾線(西尾~吉良吉田)の27年度利用者については、前年度比で約6%増加しており、一方、蒲郡線(吉良吉田~蒲郡)の27年度利用者については、前年度比で約3%増加しています
もう少し長い目で見て、ここ何年かの利用状況でいうと、西尾線については順調に増加傾向にあり、平成20年度と比較して20%以上の増加、蒲郡線については、減少傾向に歯止めがかかったという状況にあります
もっとも、統計的な資料からは、上記程度のことしか分からず、加えて、短期及び中期における傾向の要因について、市も名鉄も詳細が把握しきれていないようなので、まずは、そのあたりの綿密な分析がなされることを望みます。
にしがま線については、平成32年度までは存続の合意が得られているものの、その後のことは未定の状況ですし、現在でも、支援金として毎年約1億5,000万円が西尾市から拠出されています
地域に必要なインフラとして認知され、より多くの方に利用していただけるよう、議会としても知恵を絞っていければと思っています