中村けんですニコニコ

 

 

市議会12月定例会の最終日となった21日は、主に議案や陳情の採決が行われました!

 

 

 

※紙面は、愛三時報です。

 

 

 

11月30日に、「 市民のため?職員のため? 」というテーマでブログを書きましたが、これに関係する議案(議案第93号)については、賛成23、反対4で、残念ながら原案通り議決されてしまいましたショボーン

 

 

 

採決前に、反対の立場から自分の主張を訴えた討論の内容については、こちらからご覧いただけるので、ぜひご一読いただければと思います上矢印

 

 

 

 

 

その一方で、西尾市議会に一筋の光明が差したと感じられる場面もありましたキラキラ

 

 

それは、三河湾沿岸の環境・生活・産業を守る会から提出された、「新たな産業廃棄物最終処分場の建設反対と跡地問題の解決を求める要望書」の扱いについてです。

 

 

 

西尾市議会では、平成26年5月臨時会において、「新たな産業廃棄物最終処分場及び関連施設建設に反対する決議」を採択し、以降、一貫して反対の立場を貫いてきました。

 

 

しかし今回、要望書に記述されている「行政代執行」という表現が適切か否かをめぐって賛否が分かれ、議案を審議した経済建設委員会では、趣旨採択(趣旨には賛同するが、採択はしない)という結論でしたひらめき電球

 

 

 

それぞれ考え方があるので、採択趣旨採択のどちらが適切かということについては、一概には言えません。

 

 

ちなみに僕自身は、実害が生じていることが明らかになった段階で行うのが「行政代執行」であるため、現段階で県にそれを求めるのは適切ではないといえるものの、要望書全体の含意を考え、また政治的に明確な姿勢を示すためにも、採択すべきであると考えました!!

 

 

 

 

これまでの西尾市議会を見ていると、長いものに巻かれる傾向が強く、それに沿った結論になることばかりでしたが、今回は、それぞれの議員が自分自身で考え行動した結果、委員会での結論が覆され、採択14、趣旨採択13採択という結論になりました音符

 

 

実際のところ、先輩議員に聞いてみても、委員会での結論と、最終本会議での結論が異なるのは初めてではないかということでしたびっくり

 

 

 

議会内のグループである「会派」としての意思統一も大事だとは思いますが、やはり、議員一人ひとりが自分の頭で考え、責任を持って行動を起こすことが大事だと僕は思っていますDASH!

 

 

これを機に、ただ長いものに巻かれるだけではない、新しい西尾市議会に変わっていけるよう頑張りますグッ

 

 

 

<参考>

 

【採択】

中村健、大塚久美子、大河内博之、本郷照代、神谷雅章、渡辺信行、松井晋一郎、前田修、高須一弘、中村眞一、工藤光雄、新家喜志男、鈴木規子、山田慶勝

 

【趣旨採択】

松崎隆治、永山英人、石川伸一、鈴木武広、稲垣一夫、鈴木正章、高野邦良、颯田栄作、長谷川敏廣、稲垣正明、小林敏秋、神谷庄二、岡田隆司