中村けんです
西尾のまちづくりについて考える、ワークショップ「愛シティにしお」に参加してきました
今回のテーマは、西尾市で病児保育を根付かせるには
前半は、西尾市の病児・病後児保育施設である「エルザの家」の施設管理運営責任者である、市橋真氏を講師にお迎えし、講演を聞かせていただきました。
今年度から西尾市では、上矢田町にある、とみやまこどもクリニックに併設された「エルザの家」で、病児保育を実施しています
保育日は、月曜から金曜で、各日8:00~18:00まで
完全予約制ですが、当日の予約も可能で、利用料金は1日2,000円となっています。
ちなみに、施設の造りは下の写真のようになっており、症状ごとに分かれて保育が実施されています
その他の情報については、ウェブサイトに詳しく書いてありますので、こちらをご覧いただければと思います。
病児保育については、共働き家庭などを中心にその恩恵は大きく、大変良いことだと思っていましたが、実は、全国的に平均して当日のキャンセル率が40%ほどあり、実施施設の約8割が赤字経営で、エルザの家についても例外ではないそうです
そういった事情もあり、ニーズはあるものの、病児保育は、保育事業の中では特に遅れている分野であるといわれています
事業者の善意に頼っている状況では、いつ撤退になってしまうか分かりませんので、公的サービスとして必要と考えられることであれば、行政である程度補てんすることも含め、建設的に取り組みが進められるよう、一議員としても取り組んでいければと思います