中村けんですニコニコ

 

 

昨日今日と、TRC(図書館流通センター)が主催するセミナーを受講してきましたメモ

 

 

聞きなれない方も少なくないかもしれませんが、TRCは、図書館の総合的な支援を業務としている企業です!

 

その内容については、多岐にわたるため、詳細をお知りになりたい方は、ウェブサイトをご覧いただければと思いますグッ

 

 

 

さて、セミナーの内容はどんなものだったかというと、29日開催のセミナーのテーマは「海外事例にみる図書館運営の最適化」でした。

 

 

 

 

東洋大学客員教授である南学氏から、日本では図書館を評価する指標として貸出冊数が重視される一方、他の国では入館者数が重視されることや、TSUTAYA図書館のことなどを念頭に起きつつ、直営(行政が直接運営すること)だから良い・悪い、民間だから良い・悪いという紋切り型の議論はナンセンスであることなど、他の国の事例などを紹介しながら図書館のあり方について講義をしていただきました音符

 

 

公立図書館は公共財であることを忘れてはいけませんが、だからといって固定観念にとらわれるのではなく、時代の流れの中で柔軟に図書館像を考えていくことも必要であると思いましたおねがい

 

 

 

翌日の30日に開催されたセミナーのテーマは「自治体の主要政策課題と公共サービス再編の考え方」でした。

 

 

 

 

北海道大学の教授である宮脇淳氏から、まず最初に世界経済や日本経済の動向についてお話いただき、その後、図書館マネジメントやマイナンバー制度の主要論点について講義をしていただきました上矢印

 

 

2日目のセミナーを受講して改めて感じたことは、大局的に物事を見ることの重要性です。!!

 

 

特定の政策テーマについて考える際に、木を見て森を見ずではいけないし、目的と手段を混同してもいけませんアセアセ

 

 

そもそもなぜその政策が必要となったのかという、「そもそも」の部分に立ち戻れるような考え方の習慣を身に着けていきたいと思いますウインク