中村けんですニコニコ


元多治見市長で、名古屋学院大学経済学部教授の西寺雅也氏を講師にお迎えし、議員研修会が行われましたビックリマーク


研修のテーマは、「地方創生をめぐる議会の役割」で、近隣市町からも30名ほどの議員が来られての開催となりましたアップ





まず、地方創生についてですが、西寺先生の話の中では、いかにも中央集権的な発想であり、また、自治体間の「連携」ではなく「競争」をあおるようなところがよろしくないというニュアンスでしたあせる



ただ、僕自身は、少々違った考え方を持っています。


地方分権一括法が施行されて20年以上経ちますが、「地方分権」、「地域主権」というようなお題目が散々叫ばれる今日でも、西尾市政では「横並び意識」がまだ強いように感じていますダウン


少しずつ意識も変わってきているとは思うのですが、他の市町の動向を見て施策の実施の有無を決めているケースが多く、社会の変化するスピードについていけれているのか心配になることもないわけではありませんショック!



国の掲げる「地方創生」を良い意味で大きな刺激として受けとめ、人口ビジョンや総合戦略の策定を機に、再度自分たちの住む「まち」を見つめ直して西尾市独自の魅力を磨き上げ、先例がないことを恐れない行政運営をしてほしいなと切に願いますパー




しかし、その一方で、行政のことを批判するだけが僕たち議員の仕事というわけでもなく、議会は議会でしっかり襟を正さないといけません!!


西寺先生のお言葉を借りれば、特定の議員の個人プレーにとどまるのではなく、「市民のヒロバ」としてもっと議論を重ね、個々の政策について「議会としての意見」を集約する必要があると考えています。



自治体改革を進める具体的な手法については、紹介していただいた多治見市の例を参考にしつつ、それと同時に、意識の部分も変えていかなければなりません。


議会の中にとどまってしまうような話のため、外からは見えにくく、市民のみなさんに知っていただくのは難しい部分もありますが、ブログやフェイスブックのような媒体も利用しながら、今後も随時報告していければと思っていますニコニコ