昨日、一般質問終了後に全員協議会（全議員に対して市から報告等する場）が開かれ、西尾駅西広場の利活用方針について説明がありました
いわゆる駅西広場と呼ばれるこの場所は、ここ10年ほど各種のイベント等で利用されていますが、駅前の一等地であることから、その特性を生かした利用方法を望む声が少なくありませんでした。
そして、そのような声を受け、この度、利活用方針が策定されるに至りました
まず、基本的な考え方として、多くの方が「交流」でき、駅周辺から中心市街地全体の「賑わい創出」に寄与できる施設であることが求められます
その上で、具体的な機能・用途については、自由な提案という形で、民間事業者から企画を募ります
強制力はありませんが、市としては、商業施設、飲食施設、宿泊施設、コンベンションホール（会議やパーティーが開催できる施設）などを期待しているとのことでした。
今後のスケジュールについては、来月上旬に募集要項を公表し、11月上旬から申し込みを受け付け、優先交渉権者が今年度末に決定される予定です。
と、こんな内容になっているのですが、あくまでもこれは駅西広場の利活用方針です
本来的には、駅東にある今の駐車場や公園、名鉄百貨店の跡地などの利活用も含め、17万都市の玄関口を今後どのようにしていくのかという、もっと大きな視点で構想を考える必要があると思っています
この点については、9月議会の神谷雅章議員の質問に対する答弁の中で、具体的な時期には触れられなかったものの、組織横断的な体制で駅前全体の構想を考えていく旨の答弁がありました。
しかし、その一方で、全員協議会での僕の質問に対し、名鉄百貨店の跡地の利活用については名鉄との協議が折り合わず、一体的な開発は難しいとの答弁がありました
市長や副市長などのトップマネジメントが何度も足を運び、粘り強く交渉をしても折り合いがつかなかったということであれば理解できなくもありませんが、名鉄との協議に臨んだ中心は課長以下の役職の職員であるとのこと。
これから何十年先と西尾市の行く末を左右するであろうこのプロジェクトについて、トップマネジメントが積極的に動くことなく諦めてしまう、これでは悔やんでも悔やみきれません
僕自身は、これで諦めるのではなく、仲間の議員と協力し、少しでも多くのみなさんに満足していただける西尾駅前となるよう、市には今後も働きかけていきたいと考えています
さて、今回のブログのタイトルに【ご意見をお聞かせください】と入れたのは、西尾駅前をどのようにしたいか、読者のみなさんのご意見をお聞きしたいからです。
駅西広場については、民間事業者が採算性を考えて提案してくるものですので、直接どうこう言えませんが、それ以外の部分について、ブログへのコメント、フェイスブック、メール等で自由にアイデアをお聞かせいただければ嬉しいです
いただいたご意見は、責任を持って市に届けさせていただきますので、よろしくお願いいたします
なお、駅前開発事業については、これまでの経緯等含め、色々とご意見をお持ちの方もいらっしゃるかとは思いますが、あくまでも論点は「どのような駅前にしたいか」ということでご了承ください。