中村けんですニコニコ


東京で開催されたマニフェストサミットへの参加を終えた足で、鶴城地区、八ツ面地区の市政懇談会に出席しましたDASH!





この地区の市政懇談会では、市長の施政方針(その年の主要な事業の方針)に基づいた質問が多く出され、また、司会者である町内会長の方から、懇談会に臨んでの心構えのようなことをお話しされたのが印象的でした。



当日やり取りされた質問・要望と、それに対する回答の要旨については、以下の通りですので参考にしていただければと思いますパー


※黒字が質問・要望で、青字が回答です。会場で取ったメモを基にしていますので、多少のニュアンスの違いがあるかもしれませんがご容赦ください。



宝石赤西尾の市の財政状況について教えていただきたい。


平成26年度の財政力指数(1.0を上回るほど財源に余裕がある)は0.99で、県下38市中13位(前年度は21位)、西三河9市中7位(前年度は9位)であった。



【関連質問】


交付税はいくらもらっているのか?


平成26年度は、約30億7,000万円の普通交付税が交付されている。これは、旧一色町の約14億8,000万円、旧吉良町の約5億6,000万円、旧幡豆町の約10億3,000万円をそのまま加算するやり方で、現在の西尾市一本で算定した場合は、3億円強の額となる。



宝石ブルー民間活力を生かすPFI事業によって公共施設の再配置が進められるとのことであるが、どのような手法でどのように進められていくのか?この手法がうまくいかなかった場合、市の財政負担になることはないのか?


今回の第1次プロジェクトでは、5つのプロジェクトにPFIを適用する。今後の予定としては、来年の1月17日に公開のプレゼンテーションを行う。プロジェクトを進めていくに当たっては、行政や第三者機関による監視を行っていき、また、議会のチェックも受けた上で進めていくため、負担にはならないと考えている。


宝石緑少子化対策の具体的な内容を教えていただきたい。


今年度から子ども・子育て支援新制度が始まったのに合わせ、市では子ども・子育て支援計画を策定した。具体的な内容としては、中学校までの子ども医療費の無料化、市独自の出産支援制度、保育園・幼稚園の給食費の無料化、第3子以降の手当の増額と保育料の無料化等を行っていく。



宝石紫通学路に指定されている新渡場交差点から鶴中北交差点までの区間は、道幅が狭く、歩道には電柱や標識が立ち並んでいて通行の妨げになっている。また、自転車通学者と徒歩通学者が重なって危険な状況にある。対策として、緑のカラー塗装の延長や、歩道上の妨げとなるものの撤去などをしてもらえないか?

※西野町地区、米津地区での要望と一部重なるものと思われます。


現地を確認したところ、支障となる電柱が複数あった。歩道の拡幅は現在のところ考えていないが、道路に隣接した民有地への電柱の移転は効果が高いため、ご協力いただけるとありがたい。カラー塗装については、延長を検討していきたい。



宝石赤鶴城公園は、市立図書館が建てられた際には公園敷地の拡張やテニスコートの新設などもされ、その後、鶴城公園整備計画も策定されたが、多額の費用を要するということで計画が中断されたままとなっている。砂場の撤去や遊具の適正な配置などによって、緑あふれる魅力的な公園にできないか?また、安全面に配慮した遊具を設置して、子どもたちが伸び伸びと遊べる公園にしないか?


鶴城公園については、施設の改修が必要だと認識している。今年度は、砂場の撤去、遊具の更新、ベンチの再配置などを行っていく予定であるのでご承知いただきたい。



宝石ブルー鶴城小学校区には、多数の外国人が居住している。生活習慣の違いもあってか、ゴミの分別や違法駐車がなかなか改善されない。これらの問題は、行政の問題でもあると思うが、市の考えはどのようか?解決に向けての知恵を聞かせてほしい。


例えば、順応性の高い外国人に対しては、町内会の祭りやふれあいセンターフェスティバルの際に交流を図り、ルールを伝えるなどの方法が考えられる。7月1日現在、西尾市には6,048人の外国人が居住しているが、市では、生活ガイドブックやゴミの出し方ガイドブックの配布、定期的な外国人相談、日本語講座などを実施し、外国人との共生を図っている。なお、何かお困りの際は、西尾警察署の交通課(違法駐車)か市の地域支援協働課(その他の案件)までご相談いただきたい。



宝石緑西尾市民病院の医師確保奨学金の貸与状況はどのようか。


昨年度は研修医の採用人数がゼロであったが、奨学金制度の創設により、今年度は3名採用できた。現在のところ、12名の医学生に奨学金を貸与中である。



宝石紫病棟の改修と高額医療機器の導入により、病院機能の向上と経営の経営の健全化を図っていくとのことであるが、病院機能に投資することでなぜ経営の健全化が図れるのか、その理由と見通しを教えていただきたい。


市民病院は、筑後25年が経ち、建物が老朽化してきている。また、医療機器については、耐用年数の倍使用しているものも少なくない状況である。高額医療機器の導入は、短時間で苦痛の少ない治療や正確な検査のために必要であり、それらを導入することで、スタッフのモチベーション向上にも資するため、西尾市民病院中期計画に従って順次投資を行っていく予定である。



宝石赤明治用水の水路があるが、現在は使われておらず、夏場は蚊が発生している。安全面でも危険なため、水路にふたをしてもらえないか?


ふたをするには膨大な費用を要するため、他の方法で対応を考えたい。



宝石ブルー市として、子どもたちのいじめの実態を把握しているか?


残念ながら、いじめがゼロということはない。子どもたちのSOSをしっかりつかめるよう、学校としても取り組んでいくが、地域や各家庭のみなさんにも協力していただきたい。



宝石緑77歳以上を対象に支給されている敬老助成金は、額は減ってきているものの、そもそもバラマキであり必要ないのではないか?


この場で回答はできないため、担当課で協議させていただきたい。