中村けんですニコニコ


幡豆地区で行われた市政懇談会に出席してきましたビックリマーク


幡豆地区では、事前に提出された質問も、また、自由な意見交換時に出された質問も多く、あっという間の2時間でしたDASH!





会場でやり取りされた質問・要望とそれに対する回答の要旨については、以下の通りですので参考にしていただければと思いますパー


※黒字が質問・要望で、青字が回答です。会場で取ったメモを基にしていますので、多少のニュアンスの違いがあるかもしれませんがご容赦ください。



宝石赤市民病院が不安定な状態では、生活に不安を与える。市民病院の現状と、この先の方向性を示してほしい。


医師不足の影響で産婦人科や小児科で診療制限を行っており、大変ご迷惑をおかけして申し訳ない。平成25年度は5億円弱の赤字という経営状況であったが、医師確保奨学金を利用しての研修医を3名採用することができ、明るい兆しも見え始めている。また、今年の3月に中期計画を策定し、今後も引き続き医師確保と経営改善を図っていく考えである。



【関連質問】

先ほど、堂々と5億円弱の赤字と回答されたが、それでは困る。前後の年との比較状況や、研修医に長くいてもらうための方策はどのようになっているのか?


平成26年度は、泌尿器科の医師の退職による影響や、会計制度の変更、増税の影響等で赤字が拡大する見込みである。その一方で、地域包括ケア病棟を新設したことにより2か月程度の入院が可能になり、地元の診療所とインターネット上でつなぐネットワークシステムの導入により紹介が増えているなど、対策もしっかり講じている。



宝石ブルー名鉄西尾・蒲郡線の存続について、28年度以降の方針を今年の10月までに決定するとのことであるが、名鉄や蒲郡市からは何か話が出ているのか?また、今後の開発計画があれば教えてほしい。


3月に開催された対策協議会において、運行形態については現行方式を維持する方針が出され、現在、名鉄・蒲郡市と支援額や期間について協議中である。今後の開発計画はないが、風光明媚な三ヶ根山や潮干狩りへの誘客、電車を利用したイベントなどを企画し、鉄道利用の促進を図っていく。



宝石緑幡豆地区北部にある県所有地の利用方法の検討は進んでいるのか?


平成24年度から年に1回程度、県職員と市職員とで勉強会を実施している。しかし、法規制や採算性がネックとなり、なかなか方針が決まらない状況である。



宝石紫上宇頭地内の土砂・石材採取跡地が放置され、荒れ放題となっている。当時の業者に対して行政指導はされていたのか。また、今後はどうするのか。また、下宇頭・小浜地内の方の採取跡地は、地目が農地となっており、農業を継ぐ人も少なく、ほとんどの土地が雑草で荒れ放題になっている。市街化調整区域であるため、規制を緩め、農地から宅地に転用できるようにしてほしい。


上宇頭地内は、昭和60年頃から区画整理を行う構想があり、準備委員会まで立ち上がったが、社会状況の変化もあってなかなか進まず、現在は工業団地としての開発を検討している状況である。行政指導については、権利がすでに民間へ移っており、行っていない。また、下宇頭地内の方については、農業委員会に相談していただければ、現地を確認した後、地主に管理の指導をさせていただく。土地の利用については、今以上に市街地を広げることは考えていないのでご理解願いたい。



【関連質問】

上宇頭地内の跡地に、病院や老健などの高齢者施設を建設できないか。


需要があって採算性が見込めればよいが、現在のところ引き合いはない状況である。



宝石赤幡豆地区の里山は荒れていて、竹林になりつつある。里山保全はできないか。


現在、県が幡豆地区の伐採を行っているので、具体的に要望する箇所があれば相談していただきたい。



宝石ブルー西三河で最長の海岸線を持つ市として、もっと水産業に力を入れていくべきではないか。水産物に付加価値にをつけて消費地に送ることはできないか。


各種の補助金により、水産業の支援を行っている。水産物の付加価値については、出荷形態が同じ方向性であればブランド化も可能かもしれないが、現状では難しい。しかし、農業副都心構想が実現することにより、水産業にもよい効果が期待できると考えている。



宝石緑2年ごとに指導員の推薦が回ってくるが、必要性を感じられない。市としては、交通指導員をどのように考えているのか。 


ゼロの日の立哨活動や、小学校での交通安全教室などで協力いただいており、市民の安全安心な暮らしのためになくてはならない存在だと考えている。



宝石紫旧幡豆町地区の防災行政無線が受信できなくなってしまった。何か対策は考えているか。


中継局の移設に伴い、一部の地域で受信できない状況が生じている。3月1日号の広報にしおでお知らせしたが、まずは防災ラジオ本体を公民館方面に移動させてほしい。それでも駄目なようであれば、専用の外部アンテナを付けさせていただく。



【関連質問】

受信できない世帯数は把握できているのか?新たにアンテナを取り付ける場合、費用の負担はどうなるのか?


受信できない世帯数は480世帯ほどであると考えており、現在までのところ、421世帯から申し込みをいただいている。費用は1件2万円ほどで、全額市の方で負担させていただく。



宝石赤子どもたちの育成を充実させるため、スポーツ教室や部活動等で、幡豆地区においても剣道を取り入れてもらえないか?


スポーツ教室を始めるためには、参加者数の目途と指導者の確保が必要である。現段階では、スポーツ教室の開催は考えていないが、サタデープランで幡豆剣道塾というものがあるので利用していただきたい。また、部活動の創設については、保護者の要望、現在ある他の部との調整、教員の配置、活動場所の有無など、多方面から慎重に検討すべきであると考えており、現段階では設置は考えていない。



宝石ブルー工事要望を出しているが、窓口となる職員に「協働」の視点がなく、地元への連絡もなしに個人の判断で行っている。これでよいのか?


担当者または事業者から工事の時期等について連絡するように指導しているが、今後は徹底していく。ご迷惑をお掛けし申し訳ない。



宝石緑海岸線ののり面に神社の石柱を立てたかったが、市の担当者は明確に「NO」であった。もう少し対応の仕方があるのではないか。


道路の占用については、国の設けた基準に従っており、市の方に裁量があるわけではないのでご理解願いたい。



宝石紫生活保護を受けている世帯への学習支援(≠金銭や物資の支援)を西尾市が行っていない理由は何か?埼玉県ではそのような取り組みを行っている。


現時点ではそのような取り組みをすることを考えていないが、研究させていただきたい。



宝石赤旧幡豆町には屋外の避難場所が36か所、屋内の避難場所が13カ所あったが、現在指定されているものを見ると、屋外・屋内ともに4か所となっている。合併前の36か所の扱いはどのようになるのか?


とりあえずここに避難するという一時避難場所については、特に市から指定することはない。地元の公民館等、それぞれの地域で決めていただいて構わない。物資についても、避難しているという情報があればその場所まで届けさせていただく。