中村けんです
本日、六ツ美市民センターで開催された、堤通手永御田扇祭り(つつみどおりてながおたおうぎまつり)保存会設立総会に出席させていただきました
堤通手永御田扇祭りは、旧岡崎藩領の堤通手永の区域内(20か所)で行われ、五穀豊穣などを願い、1年ごとにマチからマチへと神輿を中心とした渡御行列により巡行する民俗行事です。
なお、詳細については、過去のブログをご参照いただければと思います
http://ameblo.jp/ken-nakamura/entry-11897265442.html
そして、この度、保存会の設立総会が行われた趣旨は、簡単にいえば、文化財指定に向けた取り組みの一環です
江戸時代から途切れることなく続く貴重な民族事例であるとともに、地元要望もあることから、関係各位の皆様方のご尽力により、現在、文化財指定に向けた調整が行われている状況です
祭りというのは、「ハレとケ」でいう「ハレ」に当たるものです
普段は地元で付き合いのない人も、祭りの時には参加するという場合も多いでしょうし、また、幅広い世代が交流できる貴重な機会でもあります
その地域が元気になるために果たす役割は大きく、なくてはならないものだといっても過言ではありません。
それに加えて、文化財に指定されれば、文化的価値が公的な形で認められたことになります
御田扇祭りの関係地域の皆様方には、これまで以上に誇りを持って、盛り上げていっていただければと思います。
また、僕自身も、祭りに関わる町民の一人として、その魅力をもっと対外的に発信していきたいと考えています