中村けんですニコニコ


昨日、今日と、3月議会の一般質問があり、僕も昨日の6番目に登壇しましたビックリマーク


議題については、以前のブログ上で紹介させていただいていますが、以下では、実際のやり取りの概要について報告させていただきたいと思いますパー



1地域公共交通について


議題1では、地区(小学校区)の実情を反映した公共交通体系を目的に設置される、地区公共交通協議会の設置状況や、観光客の二次交通としてのバス路線のあり方について質問しました。


今年度を観光元年と位置づけ、各種の観光振興策を講じている西尾市ですが、バス路線のあり方については以下のような課題もあります。


アメーバ佐久島からの最終便で渡船場まで戻ってくると、最寄り駅までの公共交通の足がない


アメーバ名鉄とタイアップし、「抹茶の里」で売り込んでいる観光キャンペーンを展開しているが、駅から西野町界隈への公共交通の足がない


この点については、関係部局と連携を図りながら、調整を図っていく旨の答弁をいただきました。




2社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者の支援について


いじめ、虐待、ひきこもり、ニート、発達障がい、経済的な問題など、子ども・若者の抱える問題は複雑化・深刻化しているものの、特に修学・就業していない子ども・若者については、支援体制が縦割りになりがちで限界に来ていると考えられます。


議題2では、こうした背景を受け、各機関がネットワーク(「子ども・若者支援地域協議会」といいます)を形成して同じテーブルにつき、それぞれの専門性を生かすことができる枠組みをつくることで、こうした子ども・若者の支援がより有効になるのではないかという提案をさせていただきました。


これについては、既存の組織の活用を始め、他の自治体の動向や取り組みを参考にしながら、調査・研究を進めていく旨の答弁をいただきました。




3市民病院に勤務する医師のモチベーションについて


議題3では、過酷でギリギリの勤務環境の中で、なんとか踏ん張っていただいている、西尾市民病院の医師の肉体的・精神的な負担を軽減する必要性と、医療の適正な利用のための啓発活動の推進について質問をさせていただきました。


前者については、あらゆる取り組みを通じて、医師のモチベーションの維持・向上を図っていく旨の答弁をいただき、後者については、広報にしお、ホームページ、院内掲示、市政懇談会、代表町内会長会議、市民講座などの場において、地域医療を守るためのご理解とご協力をお願いしていく旨の答弁をいただきました。



こうした取り組みは、どんどん進めていっていただくに越したことはありませんが、質問者である僕が納得して済むことではなく、現場で働いている医師の負担が限界に来てしまったら、取り返しのつかないことになってしまいます。


現場の声をしっかり受け止めつつ、医師と信頼関係を築きながら進めていかなければならないことなので、行政の考えを質すだけでなく、自分自身もあらゆるネットワークを通じて取り組んでいきたいと思っています。