中村けんですニコニコ


最近、徳育の勉強をしている関係で、日本人の国民性や精神性といったことについて想いを馳せることが多くあります。


そのような中、先日の中日新聞紙面において、日本人の国民性についての調査結果が紹介されていましたパー




この調査は、統計数理研究所が1953年以来5年ごとに行っているもので、結果は以下のサイトからご覧いただけます。

http://www.ism.ac.jp/kokuminsei/index.html



ちなみに、結果の一部をこの場で紹介させていただきますと、次の通りです。


宝石赤日本人の性格(長所)について、10の選択肢から複数回答可で問うた結果、「礼儀正しい」と「親切」を挙げた割合が大幅に増加し、7割を超えた。なお、詳細は、以下の通り。

 勤勉…77%、礼儀正しい…77%、親切…71%、ねばり強い…57%、理想を求める…16%、合理的…12%、自由を尊ぶ…12%、明朗…11%、淡泊…9%、独創性に富む…8%


宝石緑たいていの人は、他人のために役に立とうとしていると思うか、自分のためだけに気を配っているか問うたところ、前者の割合は回を追うごとに増加し、今回45%で後者の割合を初めて超えた。後者の割合は減少傾向で、今回42%であった。


宝石ブルー自分の目標に向かって努力することについて、いつかは必ず報われると思うと回答した割合が1988年の79%から72%に減少、まったく報われないことが多いと思うと回答した割合が17%から26%に増加。20代・30代の男性では、後者と答えた割合が特に高い。


宝石紫自分の可能性をためすためにできるだけ多くの経験をしたいか、煩わしいことは避けて平穏無事に暮らしたいか問うたところ、前者の割合が1983年の63%から60%に減少し、後者の割合が35%から39%に増加。若年層で後者の割合が増加している一方で、高齢層で前者の割合が増加している。


宝石赤心の豊かさについて問うたところ、回答の割合は、非常によい…5%、ややよい…43%、やや悪い…42%、非常に悪い…8%であった。2008年に比べ、非常に悪いと回答した割合が減少し、ややよいと回答した割合が増加している。


宝石緑個人の権利をみとめるためには、公共の利益が多少犠牲になることがあってもしかたがないと回答した割合は38%、公共の利益のためには、個人の権利が多少犠牲になることがあっても仕方がないと回答した割合は53%であり、近年の調査では大きな変化は見られない。