中村けんです
今日は、他市の議員の方々や西尾市民の方々もお招きし、本会議場で議員研修会が行われました
会津若松市議会議員の目黒章三郎氏を講師としてお迎えし、「会津若松市議会の議会改革の取り組みについて」というテーマで、議会改革運動論という視点から約2時間の熱弁していただきました
お話しいただいた内容の要点は以下の通りです
議会の役割は、例えるのであれば、行政当局が広げた風呂敷に、シワがよっていないか、穴が開いていないか、デザインは適正かといったようなことをチェックすることである。
行政当局から提案されたものをただ追認するだけでは、議会は不要だといわれても仕方がない。
広聴活動を通し、多様な市民の意見を背景にして政策提案できる議会にすることが重要である。
地方議会運営の原則を定めた、議会基本条例を制定している議会が増えてきているが、①住民と直接対話する機会、②議員同士の自由討議、③請願・陳情者の意見陳述が規定に盛り込まれていない議会基本条例は、偽物の議会基本条例といってよい(引用)。
1年任期の議長では、議長職の重みがなくなってしまう。また、開かれた議会の第一歩として、議長選挙の立候補制を採用すべき。
議会と議会事務局こそが車の両輪であり、議会事務局(市の職員)の役割は重要である。
研修会終了後、目黒議員には懇親会にもご参加いただき、率直な意見交換をすることができました
今日の研修会を受講し、議員それぞれに刺激を受けることがあったことと思います。
それをこの場で終わらせてしまうのではなく、西尾市議会における議会改革の議論に活かしていくべく活動してまいります