中村けんです
このブログ上でも時々お伝えしていますが、西尾市議会では、①議会機能、②議員能力、③住民参加という3つの観点から、それぞれ部会を設置し、改革に向けた協議を進めています
昨日のことになりますが、住民参加の観点から議会改革を協議する部会で、議会報告会の西尾市への導入を検討するにあたり、他市の報告会を傍聴に行くことになったため、他の部会(議員能力)に所属する僕も有志で一緒に同行させていただきました
今回の行き先は、半田市です
半田市議会では、当初は年に4回、現在は年に2回の議会報告会を行っており、今回が14回目の議会報告会です。
出席者は、西尾市議会のメンバー10人ほどを含め、ざっと30人。
前半は、各委員会から、昨年度の決算審査や調査報告について説明がありました
そして、後半は出席者のみなさんと自由な意見交換で、全体でおよそ1時間半の報告会でした。
そもそも議会報告会を開催する趣旨はというと、およそ以下のようなものです
開かれた議会づくり
分かりやすい議会づくり
身近な議会づくり
一般的には、支援者・支援団体以外の方と議員との接点は、決して多いとは言えません
そのような中、議会の方からこのような報告会を開催することは、大変意義があると僕は思っています
ただ、その一方で、懸念が全くないわけではありません
市民のみなさんとの意見交換の内容が、要望を聞き、それに対する意見や対応を伝えることに終わってしまうと、西尾市では、市政懇談会や市民協働ガイドと変わらなくなってしまう恐れがあります
市民協働ガイドの詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/6,32711,26,664,html
市民と行政との会合・懇談ではなく、市民と議会との会合・懇談であることをよくよく踏まえたうえで、西尾市への導入について協議していく必要があると感じました