3つ目の議題は、広域で取り組む観光振興について。


合併後の西尾市には、「西尾の抹茶」や「一色産うなぎ」に代表される物産、城下町や吉良家に代表される歴史、風光明媚な三河湾など、数多くの資源がありますキラキラ

 

これらの観光資源を磨き上げ、観光地としての魅力を高めていくことが重要であるのは言うまでもありません。



しかし、西尾市という行政区画にとらわれず、近隣市町がそれぞれ持つ観光資源を活かし、連携することで、観光客のみなさんに提供できる宿泊、体験、買い物といった選択肢に多様性が生まれ、観光地としての魅力のさらなる向上に資することが期待されますアップ


それを踏まえ、以下の要旨の質問をいたしました。パー




黒字…質問、青字…回答



○「GOGO三河湾協議会」設立の経緯と今後の展開はどのようか。


 この地域の代表的な観光商品の造成を目指し、三河湾周辺の西尾市、蒲郡市、田原市、南知多町の3市1町が連携・協働して観光事業に取り組むこととなった。

 今後の展開としては、観光資源を有機的に結ぶ三河湾航路としての「海道」を設定し、三河湾周回型観光コースとして売り出していく。

 また、体験プログラムイベント「みかわ de オンパク」や、県の事業として採択された「三河湾は『あさり王国』だ!」とも連携を図っていく。



○来年は徳川家康公没後400年であり、岡崎市をはじめとする関係市町でイベントが数多く開催されることが予想されるが、これを機に、「徳川家康」という強力な観光資源を持つ岡崎市との連携をもっと深めていくべきではないか。


 岡崎市との連携強化を図るとともに、観光協会に設置したプロモーション局の充実を図り、着地型商品の開発、プロモーション活動の強化に努めていく。



○ラグーナ蒲郡の主要事業が(株)エイチ・アイ・エスに継承されたが、名鉄にしがま線や愛知こどもの国の利活用を図る上で、協力・連携できる方策を探っていくべきではないか。


 名鉄西尾・蒲郡線活性化協議会や三河湾観光ネットワーク協議会などのあらゆる機会を捉え、連携を強化していく。



○(市長へ直接質問)

 状況によってはトップ会談するなどし、エイチ・アイ・エスに、ラグーナ蒲郡の再建だけでなく、近隣地域の活性化に対して積極的に協力していただけるような関係づくりをしていくことが必要ではないか。


 この地域の活性化の大きなチャンスになり得るので、密な関係を築いていけるよう取り組んでいく。