中村けんです
昨日、僕が所属する西尾青年会議所(西尾JC)が主催し、にしおこども議会が開かれました
参加者数は66名、市内19校から小学校6年生のこども議員のみなさんが参加してくれました
子ども議会については、自分たちの住むまちの将来について真剣に考えるよい機会であることや、日頃なかなか接点のない「政治」の舞台を肌で感じることができることから、僕が掲げる主要施策の一つでもあります
ちなみに、中村けんのホームページ上からもご覧いただけます
http://kennakamura.net/seisaku/index.html
それが今回、西尾JC主催で実施できるということで、僕も一メンバーとしてお手伝いさせていただきました
子ども議員のみなさんは、8月22日に、テーマごとに分かれてグループワークを行っており、本日は、その内容のまとめと発表の練習、そして、議場での意見発表を行いました
まずは、「西尾駅西広場の利用方法について」をテーマに発表を行った、第1委員会。
Aグループの「チーム つるしろ」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
駅ビルそのものをお城にする
西尾市歴史公園までの町並みを整備する
お茶やバラの苗木を植え、茶室をつくる
キッザニアのような体験施設をつくる
Bグループの「チーム 中畑ブラザーズ」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
足湯をしながら、プラネタリウムを鑑賞できる施設をつくる
抹茶やウナギなどの特産物をPRする施設をつくる
抹茶エステが体験できる施設をつくる
特産物を販売するお店と食事スペースを整備する
Cグループの「チーム C.C.レモンズ」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
お茶について学ぶことができる博物館をつくる
ラウンドワンのように、スポーツとレジャーを楽しめる施設をつくる
テラスをつくって足湯やカフェとして利用する
映画館を併設させる
Dグループの「チーム スマイル」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
広場に気を植えて木陰をつくり、温度を下げる
防災訓練やスポーツができるような多目的化を進める
スイーツを販売するお店をつくる
続いては、「みんなで乗ろうにしがま線」をテーマに発表を行った、第2委員会。
Aグループの「チーム エムファイブ」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
子どもの日やクリスマスなどのイベント時期に、飾りつけをする
クラシックな内装、おしゃれな内装、車内で音楽を流すなどの取り組みをする
社内で飲食でき、西尾の抹茶も飲めるようにする
Bグループの「チーム イェス」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
バレンタインの時期には、カップル割引をする
ひな祭りの時期には、駅員さんがお内裏様のコスプレをする
子どもの日の頃には、駅や車内でこいのぼりを掲げる
夏の暑い時期には、車内にかき氷機を置く
Cグループの「チームMTN(みんなで・たのしい・にしがま線)」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
電車の中に水族館をつくる
景色を見ながらフリードリンクを楽しめる電車
車内で千羽鶴を折ってもらい、被災した方々やスポーツの大会に出る選手に贈る
Dグループの「チーム 美流女紅(ミルメーク)」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
にしがま線アイドルをつくる
地元の特産物を使った駅弁をつくる
にしがま線写真コンテストを開催する
ペットの一日駅長を募集する
最後は、「みんなが行きたくなる公共施設ってなぁに?」をテーマに発表を行った、第3委員会。
Aグループの「チーム 萩原戦隊ののレンジャー」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
子どもたちが遊べる大きな公園をつくる
イベントホールや雨が降っても遊べる施設をつくる
Bグループの「チーム NKG(にしお・こども・ぎかい)」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
西尾市の観光をPRでき、避難所にもなる多機能型の施設をつくる
BBQ、釣り堀ができるような施設をつくる
1階をショッピングセンターにした市営住宅をつくる
図書館、植物園、博物館などを1つにした施設をつくる
Cグループの「チーム 横吉」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
子どももお年寄りも利用しやすい施設にする
本や漫画が読める図書館をつくる
産直施設を併設する
Dグループの「チーム レインボー」のみなさんは、次のような内容の意見発表をしてくれました。
色々なスポーツができる広い空間を整備する
映画館、ボーリング、カラオケ、温泉、買い物などの機能が1つになった娯楽施設をつくる
抹茶の温泉、ウナギをつかめる(人工の)川などを整備し、西尾の特産物をPRする
記念撮影後、9月28日に市長に提出する提言書を子どもたちが中心となって作成し、この日の子ども議会は終了しました。
市政を運営していく上で壁にぶち当たった時、遊び心を持ったアイデアが、それを打ち破る突破口となることは少なくありません
今回のこども議会でこども議員のみなさんが発表してくれた意見は、まさに自由な発想から生まれたものばかりで、示唆に富んだアイデアも数多くありました
僕たち議員も、行政職員も、こども議会を子どもたちのための事業という視点だけで見るのではなく、そこで得られたものを自らが市政を担っていく上での参考にしていくことが重要です
たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができたことに加え、自分自身にとっても色々な気づきがあり、収穫の多い一日でした