中村けんですニコニコ


今年は、第一次世界大戦開戦から100年にあたりますビックリマーク


国家間での大規模な戦争や、特定の国家内の民族的な紛争が起こらない世界を作っていくべく心に誓うことが重要な一方で、歴史的な出来事を現在と切り離して考えるのではなく、1つの時間軸の中で考えることが重要だと感じることがよくありますひらめき電球



例えば、現在も紛争が絶えない地域の一つである中東のパレスチナ問題。


パレスチナ問題は、第一次世界大戦時のイギリスの外交姿勢に端を発しているといわれています。


イギリスは、戦争を有利に進めるため、次のような外交(いわゆる三枚舌外交)を繰り広げました。


1アラブ人に対し、アラブ人の独立国家の建設を認める

2ユダヤ人に対し、ユダヤ人の独立国家の建設を認める

3フランスに対し、戦後、中東地域の分割統治を約束する


結局のところ、戦後、パレスチナ地域は、国際連盟の監督下において一定の非独立地域を統治する「委任統治領」となりました。


※第一次世界大戦直後の段階では、12も叶えられず



また、パレスチナ問題について考える際には、アメリカとイスラエルとの関係の視点も欠かせません。


一般的には、ユダヤ人のアメリカ国内に占める人口は2%弱であるもの、その影響力が大きいため、アメリカはユダヤ人国家であるイスラエルを支援しているといわれています。



今回は、パレスチナ問題について論じることが主題ではないため、さらに詳しいことについては、以下のようなサイトを参考にして、調べていただければ幸いですパー

http://matome.naver.jp/odai/2138032922997955501  




以上のようなことを踏まえた上でパレスチナ問題について考えてみると、「視座」が増えるため、問題のとらえ方が少なからず変わってくるのではないでしょうか!?



「戦争をしてはいけない」


「戦争なんてしたくない」


このような思いは、みんな共通して持っているものですアップ



意見が分かれるのは、その方法論を考える時です。


どの考え方が正しいと1つに断定することはできませんが、「視座」を多く持っていれば、それだけ有意義な議論ができるのかなと思いますキラキラ



歴史を学ぶ意義は、安全保障の分野に限ることではありませんが、正直、普段の生活の中でなかなか歴史を意識する時間はありませんあせる



○○記念日、○○から△年というような節目のタイミングに、家族で会話をしてみたり、少し調べてみるのもよいかもしれませんねニコニコ