中村けんです
同期の大塚久美子議員から提案があり、認知症サポーター研修を新人議員で受講しました
「認知症」という言葉自体を聞くことは多いと思いますが、そもそもの意味は、脳の細胞が死んだり働きが悪くなることで、脳の司令塔の働きに不都合が生じて様々な障害が起こり、生活するうえでの支障がおよそ6か月以上継続している状態を指します。
65歳~75歳の年代では、認知症の人の割合は10%程度ですが、90歳になると、およそ半分の人が認知症になるとも言われています
よく、認知症による物忘れと、加齢による物忘れが混同されてしまいがちですが、体験全体を忘れてしまい日常生活に支障が出るのが前者で、体験の一部を忘れてしまい日常生活に大きな支障はないのが後者です。
食事をしたこと自体を忘れてしまうのが認知症による物忘れ、食事で何を食べたのか忘れてしまうのが加齢による物忘れと考えると、イメージがつかみやすいかもしれません
認知症を予防するためには、次のようなことをするとよいと言われています
積極的なライフスタイル…趣味、コミュニケーション
ビタミンE・C、魚、高たんぱく食、緑黄色野菜などを摂る
週2回程度の運動をする(ただし、やり過ぎは有害)
規則的な睡眠をとる
また、認知症の人に接する際には、次のようなことを心掛けるとよいそうです
驚かせない
急がせない
自尊心を傷つけない
認知症には以上のような特性があるのですが、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して、温かい目で見守ることが求められています。
認知症サポーターは、認知症を理解した認知症の人の「応援者で」、本日の講座はそれを養成するためのものでした
10人以上の集まりであれば、講座を開いてくれるとのことですので、関心のある方は、西尾市の長寿課へお問い合わせしてみてください
お問い合わせ先等、詳細はこちら。
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/6,3106,66,322,html