中村けんですニコニコ


矢作古川分派施設起工式に出席させていただきましたビックリマーク








分派施設については、過去のブログでも少し触れさせていただいてますが、今回起工式を迎えましたので、簡単に内容をまとめておきたいと思います。



そもそも矢作古川というのは、その字が示している通り、かつては矢作川の本流だったわけですが、八ツ面山にさえぎられることで流れが急に南に転じ河水の流れが悪くなるため、水害の絶えない地域でしたダウン


流域には広田川や須美川などの支川も多く、近年でも、矢作川からの流入量の関係で度々水害が起こっていますショック!



こういった状況を受け、平成21年7月に制定された矢作川水系河川整備計画において、「分派施設は分派施設より下流の河道整備が完了した段階で建設するものとし、矢作古川への分派量は200㎥/秒とする」と位置付けられました。


その後、下流の河道整備が進み、この日を迎えることができたのです。


分派施設が整備されることにより、矢作川から矢作古川に流入する水量をコントロールでき、洪水被害の低減が期待されますキラキラ



※地図上、横向きに流れている太い川が矢作川、縦向きにくねくねと流れている細い川が矢作古川です。矢作川と矢作古川が合流する辺り(志貴野町、小島町)に、分派施設が整備されます。