中村けんです
西尾市文化会館で開催された、西尾市防災フォーラムに参加しました
フォーラムでは、第一部として、地元の中学生をパネリストにしたパネルディスカッション、第二部として、「南海トラフ巨大地震に備える~災害救援の現場から~」と題した基調講演が行われました。
第一部では、「特定非営利活動法人レスキューストックヤード」の代表理事である栗田暢之氏をコーディネーターとしてお迎えし、台本のない状況で、率直なディスカッションが繰り広げられました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140209/21/ken-nakamura/6b/9c/j/t02200165_0640048012841003044.jpg?caw=800)
台本が作りこまれていない分、中学生のみなさんがそれぞれ自分の頭で考え、自分の言葉で話していたのがよく伝わりました
パネリストを務めてくれた若い年代の子たちに、防災に対する意識を高めてもらうという意味で、大変意義深かったように感じます
第二部の基調講演では、第一部でコーディネーターを務めていただいた栗田氏が講師となり、南海トラフ大地震に対する備えについてお話ししてくださいました。
震度7の揺れが1~3分程度起こる。
三河湾は内海なので、地震発生後およそ50分で津波が到着する。
阪神・淡路大震災における死亡者の8割以上は、家具の倒壊等による圧死・窒息死が原因であった。
等々、知識を得るという意味でもよい機会になったのですが、それ以上に、講師の先生の語り口が素晴らしかったです
大地震の際の実際の映像や、震災に遭われた方の生の声(言葉)を紹介しながら、聞き手の感情に訴えるその語り口に、僕はすごく引き込まれました。
阪神・淡路大震災や、東日本大震災が起こってまもない頃は、震災に対する備えをしっかりしようと心に誓うものの、時間が経つにつれて段々気持ちが薄れていってしまう方は少なくないと思います
僕自身も、一私人として、そのような傾向が全くないとは言い切れません
幸いにも、今回のフォーラムに参加することで、防災に対する意識をこれまで以上に高めることができたので、公人として、防災対策に励むだけでなく、私人として、中村家の防災対策について妻とよく話し合おうと思います