中村けんです
12月議会が始まりました。
12月議会では、補正予算のほか、機構改革(組織変更)、市長マニフェストである医師確保奨学金、体育館等の公共移設の指定管理者の指定、消費税増税に伴う条例の改正などについて審議されます。
上程された議案のうち、ブログ上では2点取り上げたいと思います
あくまでも「議案」なので、この内容で議決されたわけではありません。
1点目は、医師確保奨学金について。
議案の内容を説明しますと、奨学金は、西尾市民病院に将来医師として勤務する意志のある、医学部の大学生または大学院生に貸与されるものです。
金額は、入学した月に100万円、その後は正規の就学期間が終わるまで、毎月25万円が貸与されます。
「貸与」ということなので、返済する義務があるわけですが、医師確保のための奨学金ですので、西尾市民病院で勤務した期間が貸与を受けた期間に達すれば、返済が免除されるというものです。
制度自体は大変良いものですので、より中身のある奨学金制度になるよう審議してまいりたいと思います。
2点目は、指定管理者の指定について。
指定管理者制度とは、民間事業者等(指定管理者)に公共施設の管理を委託し、管理者が持つノウハウを活用することにより、住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減を図るものです。
西尾市において、指定管理をしている施設については、以下のページで一覧が載っています。
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/10,2457,103,487,html
現在の西尾市が行っている公共施設の管理委託については、多方面から色々なご意見を耳にします
市の職員が管理をする場合に比べ、サービスが向上し、経費削減が見込めるか、また、管理を委託する団体を公募するのではなく、市から任意に指定することが適切かどうかといったところに着眼して、審議してまいりたいと思います。
さて、来週の月曜・火曜は、12名の議員による一般質問(持ち時間は、各人最大で1時間)が行われます
質問の概要については、こちらのページからご覧いただけますので、興味のあるテーマについてだけでも傍聴に来ていただけたら幸いです
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/10,29409,111,513,html