中村けんです
昨日のことになりますが、市民病院で開催された医療講演会に行ってきました。
大府市にある国立長寿医療研究センターの大島先生に、「これからの医療の動向について」というテーマでお話しいただきました
講演では、医療に対する考え方を転換する必要性について強く説いておられました。
治す医療 治し、支える医療
病院で完結する医療 地域で完結する医療
いつでも好きなところで受ける医療 必要な時に適切な場所で受ける医療
これを実現していくためには、提供側(病院側)と利用者側(住民)が一体となって取り組んでいかなければなりません
医療部門と介護部門とで連携した上で、限られた医療資源をどのように配置し使用していくか、しっかり議論してその地域に合った形を模索していくことが重要だということでした。
僕は、「しっかり議論する」ということがキーポイントだと感じています
これからの医療の動向についても然り、病院経営の改善についても然りです。
「これ」という明確な正解がない中、しっかりと情報を公開した上で、皆で納得のいく方向性を出していくプロセスが大事なのではないでしょうか。
住民と行政をつなぐ存在として、こうしたことにも取り組んでいければと思います