中村けんです
2020年のオリンピック開催地が、まもなく決定します
開催候補地は、東京、マドリード、イスタンブールの3都市。
直前の報道では、東京とマドリードが大接戦であると伝えられています
現在、アルゼンチンのブエノスアイレスでIOC(国際オリンピック委員会)の総会が開かれており、日本時間の9月8日(日)午前3時45分に投票が始まり、同午前5時から開催地発表だそうです。
個人としては、東京に決定してほしいという気持ちなのですが、議員のブログですので、もう少し客観的な観点からも五輪招致について考えてみたいと思います。
ここでは、論点を明確化するため、メリット・デメリットという切り口で考えますが、色々と調べてみると、概ね次のような内容に整理できます。
※西尾市においてもあてはまるかどうかは別問題です。
メリット
・世界に先駆け、東京が大都市として優れたモデルケースとなる(都市としてのイメージアップ)
・経済効果が見込まれる(一説では、東京都内で約1兆6000億円、それ以外で約1兆3000億円)
・交通インフラやスポーツ施設の整備が見込まれる
・観光地としての魅力をPRすることができる
・他国での開催以上に、愛国心や郷土愛が深まると思われる
デメリット
・過剰な投資が財政を圧迫する恐れがある
・利用価値の低い箱モノが残る恐れがある
・治安や環境面で悪影響が出る恐れがある
オリンピックというと、スポーツの祭典というイメージですが、それと同時に、経済効果や財政面から考えてみることも大事ではないでしょうか
いずれにしても、あと半日も経てば結果が出ます
1988年の開催招致では、本命と言われた名古屋がソウルに敗れ、2008年の開催招致では、大阪が敗れ、東京は2016年の開催招致で一度敗れています
三度目ならぬ四度目の正直
果たして、結果やいかに