中村けんです
佐久島で行われた市政懇談会に参加してきました。
実をいうと、僕は、市の職員だった時も、議員になってからも、佐久島を観光振興の観点からばかり考えていました
今回、地元住民のみなさんの声を直接お聞きすることができ、別の観点で、佐久島のことを考えられるようになった気がします
救急時の搬送体制や、渡船代金のことなど、佐久島ならではの意見が多く出されましたが、その詳細と、それに対する市側の回答の要旨(自分のメモより)は、以下の通りです。
①-1 海水浴場の浮き桟橋(飛び込み台)を復活させてほしい。
⇒桟橋は、平成8年~平成23年まであったものだが、撤去後に復活を望む利用者の声が多いため、前向きに検討していく。
①-2 海水浴シーズンの、消防の警備日数を増やしてほしい。
⇒前向きに検討していく。
②年間17万人という佐久島の交流人口を維持していくため、アートのメンテ代などの中長期的な予算措置をお願いしたい。
⇒財政状況等を見ながら、確保に努めていく。
③-1 日勤帯での消防職員1名の常駐をお願いしたい。
⇒前向きに検討していく。
③-2 蓋式消火栓(4か所)を立上げ式に変更してほしい。
⇒調査・研究していく。
③-3 1号線に新たに立上げ式消火栓を1~2か所新設してほしい。
⇒当該場所には水道管が敷設されていないため、設置は難しい。
④佐久島における救急搬送体制の、更なる確立をお願いしたい。
⇒新たな救急搬送体制を確立していくために検討していく。
⑤緊急搬送時に、渡船を活用できるようにしてほしい。
⇒人命優先の観点から、選択肢の一つとして、渡船を活用できるように対応していく。
※これとは別に、海上タクシーも手配できるように検討中とのこと。
⑥-1 島民も島外へ仕事に行けるように、渡船の定期代(28,800円)を安くしてほしい。
⇒現在のところは考えていない。
⑥-2 島民が医者にかかる時に、半額ほど渡船代を補助してほしい。
⇒現在、復路の代金を35%割り引いている。それ以上の一律での割引については、現在考えていない。
⑥-3 海水浴場の砂が道路まで飛んでこないようにしてほしい。
⇒防砂ネットで対応できていないということなので、予算の範囲内で、別の方法を調査・研究していく。