養成所18週目
[3/1(月)〜3/7(日)]
■3/1(月)
6時起床。
・7:06、ブログを書いてネタ書きして、バイトを行ったりして諸々。
・15:00頃、20分ほど昼寝するつもりが起きたら16:20。昼寝しすぎた。。。
起きてすぐにネタ動画撮影。8本。
・「クビ宣告」最終調整
ボケを2パターン。
■3/2(火)
6時10分、起床。
・6:30、ブログを書いて、ネタ書き。
「よせやい」のコントを考えてみるが、なかなかうまいこといかず。
・夜、チューハイを買いにスーパーへ。
なんてったって、今日は養成所のABCのクラス分けのメールがくる日。。。
さすがのバカポジティブ野郎のボクと言えど、落ち込む可能性だってあるわけで、ヘタに落ち込まないようにお酒でベロベロ大作戦。
同期の藤代くんとLINEをしながらソワソワ待機。
が、23時過ぎ、待てど暮らせど養成所からメールは来ず、、、
酔いが違う意味で回ってきた。
そして、0時過ぎ、メールは来ず。
ってなんじゃそりゃー!
チーーーーーーーーン
■3/3(水)
6時起床。
・6:20、ブログを書く。「外伝〜初の養成所内ライブ」を書き終えて7:30に更新セット。
・6:40、ネタ書き「バイトの面接」マインドマップ出し
7:05、ネタ書き「弱い奴が急に強くなったら?」マインドマップ出し
美容師のネタで面白いのが出るが、一人だと演じるのがなかなか厳しそうな印象。
■15:05、養成所
養成所へと行っている途中、クラス分け発表がメールで届く。
ボクは、、、ラッキーにもAコース。
とは言え、Aコースのビリッケツ。
正直な話、Cになると思っていたから安堵感はあるものの、少なからず経験者である自分がAコースのビリッケツというのは悩まざるを得ない。
気を引き締めて、後期、同期たちをバカくそ追い抜いてやる!!
■養成所【3/3(水)「水曜・ネタ見せ」反省点】
講師が、次のライブで言われるであろうことを先に教えてくれた。
・声が小さい
・言ってるだけになってる(セリフ口調)
・どんなネタなのか?何で楽しませてくれるのか?
・コントの場合「設定」→そのままだとダメ(設定が面白いのに作り込めてないなど)、笑わすポイントを作れてない、展開がない
・お客さんに伝える
・最初(導入)を丁寧にする
・ボケが弱い、少ない(自分の中で本当に面白いのか?のハードルをしっかり上げる)
・人が見えてこない
[他の学び]
・芯を食った笑いじゃないと、どんなにそのボケがウケたって意味がない
・面白い演技とは何か?クドカンの作品など観てみたら?
・ボケから派生させてネタを作るのはなるべくやめた方がいいが、作りたいのなら〝その何が面白いか?〟をちゃんと考える。
・ネタに疑問点が出てきた場合も、最初の発想に戻ってみて「これは何を面白がっていたのか?」を考える
・演技とは、いかにその人の気持ちになるかが大事
■夜、同期数人にネタのアドバイスを求む。
ネタのことだけでなく、コンビのことについても色々とアドバイスをくれたりと、ほんとありがたいことこの上なかった。
「マーシーさんのいいところは優しくて何も言わなそうなおじちゃんが本音を言うところだと思うんで、コンビでもそれが出ればいいなと思うのですが、、、」
同期にしか言われないような意見に、色々と考えさせられる。
■3/4(木)
6:10起床。
・6:40、ブログを書く。
・7:05、よせやいネタの動画撮影。7本ほど。
■養成所【3/4(木) 演技の授業】
「エチュード」
桃太郎を題材にしてあらすじだけ決めてエチュードを実演。
[反省点]
・滑舌が悪くなってしまった
・他のメンバーの勢いに呑まれて、そこに乗るのではなく逃げてしまった。大反省
■【脳トレの授業】
「写術」(前回の授業で披露したため、僕のプレゼンは今回はなし)
[学び]
・ドン!とウケたあとは欲張らない
・普段から芸人脳で生活する
最後に講師が「中目黒駅から養成所まででも、意地になって探せば絶対にある」ということで披露してくれた写術を見て、同じ物を見ていてもそれをどう見るかで全く違う風景になる、ということを大痛感。
自らの身をもって教えてくれる姿にめちゃくちゃ感銘を受けた。
■3/5(金)
6:40、アラームなしで起きた。。。
この時間にアラームなしで起きだしたら、もう初老の第一歩じゃないか。
・7:00、養成所の自己プロフィールアンケートを清書。
どんな特技があるのか、などめちゃくちゃ細かいアンケート、、、フラフラになりながらも書いていく。
ライブ直前ということもあり、冷静になることはできなかったものの、なんとか書き終えた。
11:20、終了。疲れたーー!!
そのあと、今日のネタ見せでやるネタ2本を練習。
コントのほうが久しぶりかつ、新ネタなのでおぼつかない感じがヤバい。
あと、もっと練り込む必要があるなぁ、とも。
・13時半、出発。
途中、新宿のヤマダ電機にiPhoneケーブルを買いに。
が、、、電話では〝ある〟と言っていたのに、
「え、1mのiPhoneケーブルはありませよ?」
とアッサリ言われて、ガビーーン。
西新宿を無駄に歩いただけになってしまった。
まぁ、良い運動をしたと思うことにして、汗だくで中目黒へ。
■養成所【ネタ見せ】
今日は初めて、養成所のトップオブトップ講師に初ネタ見せ授業。
この方へのネタ見せが所属にも関わってくるのかもしれない、と皆思っているからか、教室には異様な緊張感が漂っている。
冒頭は、講師の方の簡単な自己紹介と、出席確認。
その出席確認では、僕らの顔を見て一言ずつコメントをくれる。
写真より少し太った?
入学の時より老けた?
その髪型は合っているのか?
などなど。
ちなみにボクは、「川本は、まぁ〝老け〟への道一直線だよな」みたいなことを言われた。笑
「でもまぁ、売れたら綺麗になったりするんだけどね」とも。
で、ネタ見せは冒頭から厳しい意見が続く。
5番目のボクには、「狙いはわかるが、古い。形を決めてきちゃってるんだもんなぁ、、、経験者のあるあるなんだよなぁ」と。
それはたぶん、新しい発想を持ってきていない、ということだと思う。
ボクにとっては猛難題が降りかかる。
ちなみに、他にもアドバイスをもらったり。
・こういうキャラクターがロケとかにもし行ったとしたら、どんなことが面白いのか?とかを考えていくべき
・ボケから考えなくてもいい。ボケてなくても、その人が言っていたら面白いこともある
養成所終わり、同期の藤代くんと國吉くんと話す。
二人ともゲキへこみしていて、それに対してボクも平常心ぶって「全然大丈夫だよ」なんて言っていたが、足元を見たらボクも死ぬほどグラついてた。
「何が大丈夫だよ、お前のほうが足元グラついててショック大きそうじゃん」なんて言われるかと思ったけど、二人は優しいので言ってこなくてよかった。笑
で、帰り、「ライブの前日ってどんな風に過ごしたりするんですか?なんか今からすごい不安で、、、」と聞かれたので素直に
「あっ、明日はね、俺はスーパーの買い出しかな」
って言ったら、やたらとウケてた。
で、そのあと「前日はゲンカツギに何か食べたりしますか?」と聞かれたので、
「あ、ゲンカツギするのいいね。じゃあ俺は、トンカツでも作ろうかな〜!」
とこれまたボケるつもりもなく真剣に言ったら、変な間が空いたあと「いや、自分で作るんかい」という視線を強く感じた。
たしかに、と自分でも思う。
トンカツ自分で揚げるんかい、と。
■3/6(土)
・同期とネタのことについて、あれやこれやとメール。
皆、昨日のトップオブトップ講師から言われたことに頭を抱えているらしく、今まで作り上げてきたネタを急展開に変更をしていて、ネタがぐっちゃぐちゃになっている様子。
・晩御飯にとんかつを食べてゲン担ぎ。
・湯船にも浸かってウフフのフ
・夜、DaiGo「倒れない計画術」の方法で、目標設定を書き出す。
自分の軸をしっかりと持つ、というのが大切になるとポロリと出てきた。
■3/7(日)
・7時半、起床。
布団の中でブログを修正してアップ。
・8時前、TVerで「Y T V漫才新人大賞」のミルクボーイさんと霜降り明星さんの漫才のみを観る。
・8:05、ネタ書き起こし
「よせやい漫談」今日やる台本を。
・8:30、よせやい50音「ああ、あい、あう、あえ、あお」
・9:30、同期のコンビ・ウーピーズのYouTubeを見る。
面白い。
ただ、養成所の生徒でこのクオリティ、なんやねん、とも思ってしまうほど本格的だった。笑
【今日は養成所ライブの日】
・12:00、養成所ライブの別クラスをリモートで視聴。
コンビを組みたての人たちはCクラスの前半組にいて、クラス分けのCなど関係なくネタの強い人たちがゴロゴロといる印象。
・16:00、養成所へ。
今回から初めてクラス分けされて、順位付けもされるため、一位を取りたい、という気持ちと、なんとか最下位にはならないでいたい、というなんとも弱気な気持ちを抱えつつ登校。
すでにライブを終えた同期とすれ違って話したりしたが、結果が奮わなかった同期の落ち込みように少し気落ちしてしまう。
とは言え、自分は今からライブのため、出来る限りテンションを下げないようにして話していたら、少しウザがられた様子。
いくつになっても、ボクは他人に嫌われる。
18時半、開場。
楽屋には、平日プロコース、平日総合コース、土曜コース、日曜コース、と4コースから来た同期たちが、変な距離感でもって待機。
ただ、自分たちのクラスの人とばかり話しいてもなんだかもったいないと思ったので、他のクラスの人にも話しかけてみた。
楽屋を見渡すと、東大卒コンビがいたり、ゴリゴリの外国人がいたり、黒人ハーフ兄弟がいたり、超絶美人元モデル女コンビがいたり、センスをビンビンに醸し出している若者がいたり、、、バラエティに富みすぎていて、どの人から話しかけるか悩ましい。
出来る限り全員に話しかけてみたが、皆、独特の空気感を持っていて、自分がいかに〝何者でもない〟かを痛感させられた。
19時、開演。
ネタは「よせやい漫談」
ウケは、、、それなりにはあったが、爆発はせず。。。
そして、結果は、、、7位。
同期、、、強すぎる。
全く良い結果を残せず、ものすごい悔しくて頭がショートしそうになった。
ただ、結果発表のとき、優勝したコンビと、二位になったトリオの喜び方を見ていて、色々と考えさせられる。
オレは、ここまで本気で戦ったんだろうか?
この2組は、自分たちが勝つことのみを信じてこのライブに挑んできたんだと思う。
その気持ちの強さ、いや、勝ちを掴み取りにいく本気度がこの結果になったんじゃないか、と思うと、自分の本気度が足りなかったんだと猛烈に反省した。
ただ、悔しさや悲しさ、もういろんな感情が入り混じってはいたものの、僅かながらに興奮している自分もいたのは事実あって、強い同期と戦えるのは良いことだし、この猛者がいる養成所の中で優勝することは自分の自信になるに違いない。
これからのライブ、全部一位を取り続けてやる。
そんなわけで、悔しい1週間の終わりとなりましたが、また来週。
ク〜ソ〜がぁぁぁぁぁーーーー!!
あ、でもそうそう、養成所ライブでは、めちゃくちゃブッ飛んだ衣装を作る同期を発見して大興奮しました。
大好き!サイコーーーー!!!!