養成所日記17週目
[2/22(月)〜2/28(日)]

■2/22(月)

・6時起床
・6:20、ブログを書く。
・6:45、昨日のバイト中に書いた「よせやいの〜お客さんの感情の時系列〜」を書き写す。

・7:00、よせやいのネタを考えるが、何も思い浮かばず。

なぜかわからないが、かんし(ピストジャム)さんに「よせやい」のネタを送るのを躊躇している自分がいて、その感情とネタが作れないことが関係している気がする。

それこそ、今までは毎週ゴリッゴリの新ネタを作って送っていたが、よせやいは養成所に入るちょっと前に出来たキャラで、ネタ自体もゴリゴリの新ネタというワケではない。

かんし(ピストジャム)さんが忙しい中、さらには、何の得もないのに毎週毎週ボクの新ネタにアドバイスをし続けてくれていたのは、たぶん毎週どんなことがあっても新ネタを作って送るという姿勢に対して評価してくれていたからではないかと思う(とは言え、これはこちらの勝手な判断ではあるが)。

ただそうは思いつつも、新ネタではなく、よせやいのネタ動画を送ることを躊躇してしまう、、、その意識を少し変えねば。

・7:10、前回のライブの後に講師に言われた総括を書き出し

こういうのを書き出しておくと、意外とあとで見返した時に「なるほどなぁ」と思えることが多くある、ということを養成所に入ってからひたすら痛感している。

・7:20、よせやい自虐バージョンを書き写し。

本来「よせやい」の使い方としては〝褒められていること〟に対して〝よせやい〟と言うのが綺麗なんだろうな、と思うものの、なぜか少しばかりの物足りなさも感じつつ。

漫談形式でやるならば、やっぱり自虐なら自虐のキレがよくないと笑えないし、毒舌なら毒舌のキレがよくないと笑えないな、と。

・16:10、今日はネタ動画は撮らず、サンシャイン池崎さんのネタのタイトルのみを書き出す。

様々なネタをやっていて驚く。

・17:30、かんし(ピストジャム)さんに養成所のネタ見せで演った「よせやい」のネタ動画をお送りして、電話で色々と相談。

実は、養成所の講師からは全くと言っていいほど内容に対して言ってくれなかったキャラ芸だったが、、、かんし(ピストジャム)さんはめちゃくちゃ細かく答えてくれて、さらに面白い案までバンバン出してくれたりと本当に有り難すぎる。

で、かんし(ピストジャム)さんのいくつかの提案を聞いていて、こんな発見あり。

「実際にその場にいたとしたら、腹立つなぁと思うものを出してみれば?」

ピン芸は特に、ツッコミがお客さんになるため、どれだけ「何やコイツ(笑)」と思わせるような面白い感じの腹立ち方をさせるか、にかかってくるような気がする。

あと、新ネタじゃないと見てくれない、と勝手に思っていたが、かんし(ピストジャム)さんは、

「ピンのコントやろうが〝よせやい〟のネタやろうが、どんどん色んなもん作ってええと思うよ」

とめちゃくちゃ優しく言ってくれて安心。

ほんと、かんし(ピストジャム)さんは優しすぎるほどに優しい。


■2/23(火)

・7:20、「結婚式」あるある出し
そのあと、「結婚式のスピーチ」で行われる流れをマインドマップで書く。

・8:10、ネタを動画に撮りながら練習。

「よせやい漫談」自虐と毒舌をミックスしたバージョンを5本ほど。

・8:40、その動画を台本起こし。
・10:30、ランニング、その他諸々。

・13:00、シチュエーションピンコントをマインドマップでボケを描いてみる。

①「クビ宣告」ボケ羅列バージョン
②「クビ宣告」復讐バージョン

実はこのマインドマップでのネタ書きは、ある講師の方からオススメされて描いてみたのだけど、めちゃくちゃ良くてビックリしてる。

今までのようにノートにボケを羅列していくのとは違って、自由な発想がボコボコと出てくる感じ。

・14:00、シュチュエーションピンコントのネタ動画を撮る。

①「クビ宣告」ボケ羅列バージョン
②「クビ宣告」復讐バージョン

ボケ羅列は見てられるが、復讐バージョンは見ていられなかった。

③「よせやい漫談」を衣装に着替えて動画に撮る

テンションを上げていきながら7回。

・映画『インセプション』を鑑賞。
構成、発想が素晴らしすぎて感動さえした。


■2/24(水)

・代々木公園にて、同期数人と自主ネタ見せ。

めちゃくちゃありがたい意見がバンバン出る。

今まで自分では気づかなかった所や、指摘されたことがない所などめちゃくちゃ鋭い部分まで教えてくれて、もの凄く為になる

一回りも離れたこんなオジさんを誘ってくれて、ほんと感謝しかない。

なんじゃコイツ(笑)

18時半、渋谷のデニーズへ。
19時で帰るつもりが同期と話しているのが楽しくてついつい20時まで残留。


■2/25(木)

・6:45、よせやい自虐漫談の後半部分を考える。

「情けない行動」マインドマップがすごい効いてきた。これがあることで、ボケ案が何個もできる。

とりあえずまだまだ弱いが、4パターンなんとかできる。

・夜、「天才になりたい/山里亮太」を読み直す


■2/26(金)

・8:00、考察「客席にいたとして自分が笑うもの」

よせやいのキャラであれば、漫談ではないな、、、とハッキリと出た。ブハ!笑

明るくて陽気で動き回るようなのが見たいなぁーと。

そのくせに漫談を作ってしまっているので、、少し焦る。

・ランニング中、DaiGoの「目標達成」についての動画をいくつか聴きながら。

・11:25、目標達成考察。
DaiGo流をマインドマップで書く。
めっちゃくちゃ具体的になってきた。なるへそーーー!!

・13:20、中野の本屋へ。

メモ「自分の好きなこと、か、絶対に流行らないであろうことをあえてやってみる」

メモ「損な間坂」

って、これなんのメモやねん。

・夜、Amazonプライム「ドキュメンタル9」1.2話を視聴。


とうとう始まったーー!


■2/27(土)

・Amazonプライム「ドキュメンタル9」3〜最終話まで視聴。

サンシャイン池崎さんと久保田さん、あと、せいやさんが爪痕を残していて、というか、めっちゃボケてて凄かった。

特にサンシャイン池崎さんの独創的なボケは凄まじく、いち観客のクセになぜか「サンシャイン池崎さんは、これからものすごく重宝されるのでは?」なんて思ったり。

17:22、工藤さんと久しぶりに電話。

「ネタは、自信を持ってやるってのが大事になったりするんじゃないですかね?」とボソリ。

めちゃくちゃ心に刺さる。

・夜、よせやいの「毒舌」をフリップバージョンで考える。

が、フリップで出す場合、よほどの切り口でないと見ていられないのと、文字で出すと言葉をすぐに覚えられてしまうのではないか?と思ったり、さらには、フリップと文字で出されてもあのキャラは笑えないのではないか?、、、と最悪なことに、ネタを一通り作れてからそんなことに気がついた、、、


■2/28(日)

・18:30、養成所の一期上の選抜ライブをリモート鑑賞。

森羅万笑さん、相変わらず世界観が抜群すぎて絶句。

・22時半、養成所のクラス分け(A・B・Cクラス)はライブ前に決定する、と教務からメールがくる。

ドヒャー!!

次回のライブでクラス分けが決定するものとばかり思っていたので、超予想外な展開に慌てふためく。

ライブでウケるために色々と練ってきたのに、、、これじゃあ、養成所が必要とする若い人がランク上位になるに違いない、、、

おじさんで、しかも若い人たちよりズバ抜けているわけでもない〝タダのおじさん〟では、、、ランク上位は厳しい、、、

そんなことを思うと落ち込まずにはいられず、

「あぁ、Cかもしんないわ。ヤバいわ、最悪、、、絶対Cだよ、、、」

と落ち込んでいたら、その横で奥さんがニヤニヤとこんなことを言ってきた。

「そんな悩まなくて大丈夫だよ。そうじゃなかったとしても、、、あなたは元々、、、Cでしょっ

まるで林修さんみたいに言ってきて、思わず吹き出してしまった。

悔しいし悲しいが、まぁ仕方ない。
Cになったとしても、イチから這い上がっていくしかない。


、、、と、こんな1週間でした!

では、また来週。