【11月4日 火曜日】
 
12時前、起床。
 
体調、悪し。
 
15時頃、殿の付き人へ。
 
この日の殿のお仕事は雑誌の対談。
 
で、その対談は夕方頃に終わり、ボクは殿をお見送りしてから一度帰宅して、自転車で下北沢へ。
 
で、下北沢のフレッシュネスで、じゅんぺいさん、しんぺいさん、工藤さんとで「BOY’S TALK」の打ち合わせを。
 
で、1時間ほどで打ち合わせは終わり、そのあと、じゅんぺいさんが最近引っ越されたばかりだという新居へとお邪魔させて頂くことに。
 
すると、そのじゅんぺいさんのお部屋は、若手芸人が住んでいるとは到底思えないほどのシャレオツなお部屋だったのです。
 
何日か前に先輩のかんしさんがそちらのお部屋と来た時に、ずーっと、
 
「じゅんぺい、もう売れたな。うん、もう売れたな」
 
とつぶやいてたとか。
 
いつもは冷静なかんしさんも、じゅんぺいさんのシャレオツなお部屋を見て相当動揺していたのでしょう。
 
でも、一つだけ言えることは、お部屋が洒落てるからと言って、芸人として売れたということにはならないと思うのです。
 
ですが、かんしさんはそのじゅんぺいさんのシャレオツなお部屋を見回しながら、
 
「じゅんぺい、もう売れたな。うん、売れたな」
 
と連呼されていたそうなのでした。
 
ただ、ボクもボクで、そのじゅんぺいさんのシャレオツなお部屋にお邪魔した瞬間に、こんなことをついつい口に出してしまったのです。
 
「この部屋めちゃくちゃ雰囲気いいですね~。なんか、エッチしたくなってきました」
 
すると、その完全に間違えた発言をしたボクに、しんぺいさんが優しく諭すようにこんなツッコミを入れてくださったのです。
 
「シェッピー。それはこの部屋とは関係ないよね?それは単なるシェッピーの欲求だよ?」
 
ちなみに、なぜかしんぺいさんはボクのことを〝シェッピー〟と呼ばれます。
 
そして、そんな優しく諭すようなしんぺいさんのツッコミを浴び、そこで多少の理性を活かしムラムラをなんとか抑えながら、じゅんぺいさんのご好意に甘えてビールをご馳走になります。
 
すると、そこで〝クラブ〟の話題が持ち上がり、そのクラブに行ったことがないというじゅんぺいさんが、
 
「クラブに行ってみたい!」
 
というようなことを仰られ、クラブ大好き人間だったというしんぺいさんに、
 
〝クラブの楽しみ方&モテ方〟
 
というのを聞かれていたのですが、そこでしんぺいさんがこんなことを仰られたのです。
 
「まぁ、クラブでモテるには、〝スター理論〟を使うしかないよね」
 
一瞬、しんぺいさんが何を言っているのかがわからず、その〝スター理論〟というものを一度呑み込んでみたのですが、しっかりと考えてみてもよく理解できなかったのです。
 
なので、しんぺいさんにその〝スター理論〟というものをお聞きしたのですが、しんぺいさん曰く、〝スター理論〟とはこういうことのようなのです。
 
「まず踊ってる女の子がいるよね?で、その子に自分の踊りをアピールするよね?で、そのアピールが伝わって相手が気になってきたなーって感じのとこで、さらにこっちは踊るよね?」
 
その間、しんぺいさんは終始、踊ってボクらに説明してくださるのです。
 
そして、そのダンシングしんぺいさんの踊りもクライマックスに差し迫るのです。
 
「で、そこで女の子がこっちを気にしてるなって思ったら、そこからは猛烈にアピール&そっけなくプイッと引いてっていうのの繰り返しだよね?で、そんなこんなしてたら女の子も気になって仕方がないから、こっちのアピールに反応して腰を当ててくるから」
 
そう言い終わると、そこでしんぺいさんはあたかもご納得、といった表情でお座りになられたのです。
 
ですが、ボクはそのしんぺいさんの〝スター理論〟というものが、〝ただただスター気取りで踊っているイタイ人〟に見られるような気がしてならなかったのです。
 
さらには、それをクラブに行ったことのないじゅんぺいさんにしんぺいさんはレクチャーをされていることが気になり、ボクはそのことに対し多少の疑問をぶつけてみたのです。
 
「でも、クラブに行ったことのないじゅんぺいさんには、ちょっと厳しくないんですかね?」
 
すると、少しの間、〝考える人〟のようなポーズでお考えになられたしんぺいさんは、こんなことをポツリと仰られたのでした。
 
「うーん、でも、基本はダンスアピールよ。ただね、オレだって踊って踊って踊ってアピールしたって、ダメな日もあるっちゃあるよね」
 
失礼ながら、ボクはその〝踊って踊って踊ってアピールする〟という〝スター理論〟で女性をうまく落とせるような気が全くしないまま、しんぺいさんのレクチャーが終演を迎えてしまったのでした。
あと、ボクにはどうしても理解できなかったことがあと一つだけあるのですが、それは、しんぺいさんの仰られた〝腰を当ててくる〟という最後の完成形のことなのです。

 

なぜ、踊っているだけで女の子が腰を当ててくるのでしょうか。

 

さらには、腰を当て合うことで男女の関係が成立してしまうという不可解な見解が、ボクにはどう頑張っても考えつかないのです。

 

ボクの思い込みがすぎるのかもしれませんが、もしかしたら、しんぺいさんは南米とかアフリカでの女性の口説き方をレクチャーされているのではないのでしょうか。

 

だとしたら、多少は理解できます。

 

ですが、しんぺいさんはクラブに行ったことのないじゅんぺいさんや、生粋の日本人であるボクらにレクチャーされているのです。

 

「いや、マジで。うん、マジで腰を当ててくるから」

 

ボクの目が疑い深い目でしんぺいさんを見つめてしまっていたのか、しんぺいさんは必死になりながらもその不可解な口説き方を熱弁され続けるのでした。

 

でも、そこまで仰られたしんぺいさんの〝スター理論〟というものが実際にどんなモノなのかということを自分の目で見ないと納得ができないということもあるので、今度、「BOY’S TALK」メンバーで是非行ってみたいと思います。

 

そして、その後もたわいのない話をしながらも、じゅんぺいさんの厚い厚いご好意で、いや、ボクらには贅沢すぎるほどのまるで接待のようなおもてなしを受けさせて頂いて、2時頃に解散となったのでした。

 

では。


ちなみに、このじゅんぺい&しんぺい&シェパード太郎でトークライブやってます!

12/9「BOY’S TALK」vol.3
開場:19:15 開演:19:30
前売:500円
会場:下北沢オープンイノベーション
お席が少ないため、宜しければお早めに!!
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ー コメントお返し ー
 
あ さん
 
タックルの言葉は
「トルストイ!」だと思いますよ。 
ロシアの文豪です。
「コマネチ!」の男バージョンだと考えれば分かりやすいでしょう。
 
ーお返しー
コメントありがとうございます!
あの真剣なお言葉と全然関係ない!笑
弟子のくせにお恥ずかしい…
ありがとうございます!


 
2 にまにま☆さん
 
シェパードさんは、「愛のむきだし」って映画観てませんか?(園子温監督作品)
満島ひかりちゃんというと、どうしてもあのイメージが強いです。。。
なので、ひかりちゃんが出ているドラマや映画は気になりますねぇ。
 
ーお返しー
コメントありがとうございます!
観ました観ましたー!でも、あの頃の満島さんはまだ若くてそう女性的な魅力は感じなかったんですけど、今回の「ごめんね青春」は可愛いんですよね!汗