普通のブログバージョンの、

 

【10月27日 月曜日】

 

って、しつけーよ!って言われてしまいそうですが、「ビートたけし ほぼ単独LIVE」のことは日記ブログとはわけて書かせて頂きましたので、こちらは日記ブログです。

 

「ビートたけし ほぼ単独LIVE」

 

のライブ終わり、楽屋へと色々な方がご挨拶に来られる中、殿は

 

「ほんと、ライブなんていつぶりかなぁ。でもよ、お笑いのライブは初めてかもしんねーな」

 

なんて仰られる中、打ち上げ会場へ。

 

そして、「ビートたけし ほぼ単独LIVE」のブログでは書けていなかったのですが、この打ち上げでは北郷さんとは違うカタチで盛り上げてくださっていた方がいらっしゃられたのです。

 

〝ダイノジ大地さん〟

 

ダイノジの大谷さんが殿の大ファンだということは有名だとは思いますが、その相方である大地さんは「ビートたけし ほぼ単独LIVE」のエンディングでもこんなことを仰られていた通り、殿からあまり影響を受けていらっしゃられないという、これまた奇跡的なお方だったのです。

 

「ボクはたけしさんじゃなくて、とんねるずさんの大ファンですから」

 

そんなことを仰られる大地さんに、会場は暖かい笑いで包まれていたのですが、その半分ボケで言われたと思っていた大地さんの発言は、なんと打ち上げでも終始続いていたのです。

 

打ち上げも終盤に差し掛かっていたある時、そこにはLIVEのTシャツなどを作ってくださった利根川さんなどもいらっしゃられていたのですが、利根川さんは大のビートたけしファンということもあり、最後に声を震わせながらも殿にツーショットでの写真をお頼みになられていたのです。

 

すると、快く受けてくださる殿の隣りへと利根川さんが向かい、利根川さんは念願の殿とのツーショット写真を歓喜の表情で収まっていたのですが、その光景を野次馬精神丸出しの表情で激写している人がいたのです。

 

〝カシャ!カシャ!カシャ!〟

 

音が鳴っている方へ目をやると、なぜか大地さんが殿と利根川さんのツーショット写真を激写されていたのです。

 

「なんでお前が撮ってんだよ!」
「お前は関係ねぇだろ!」

 

なんてツッコミが飛び交う中、大地さんは飄々と、

 

「えぇ、なんとなく撮っとこうと思いまして」

 

なんて全く感慨の無い表情で仰られるのです。

 

さらには、なぜかその殿と利根川さんのツーショット写真に、大地さんはこんなことまで口を出されたのです。

 

「たけしさん、もうちょっと笑顔でお願いします」

 

「あぁ、いいですねぇ、じゃあもう少しお二人とも寄ってください」

 

「はーい、撮りますよ~」

 

またまたそんなことを飄々と仰られる大地さんに、それまで静かに飲まれていた〝いとうせいこう〟さんまで中腰になられツッコまれたりされていたのです。

 

「だから、お前は誰なんだよ!笑顔を要求すんじゃないよ!あと、お前はその写真を撮って何に使うんだよ!!」

 

〝いとうせいこう〟さんのツッコミでまたまた笑いが起こり、打ち上げは北郷さんが殿に色々とお話を振っては盛り上げ、大地さんがそれを茶化しては盛り上げられたりと、いつもとは違う盛り上がりを見せ爆笑のまま終わりを告げたのでした。

 

ちなみに、恐れ多くも殿を茶化されたりする大地さんに、殿は嬉しそうに笑いながらこんなことを仰られていたそうなのです。

 

「あんちゃんの立ち位置、笑うなぁ。いいよ、その視点から物事を言えるのは」

 

ボクは遠くに居たのでハッキリと聞いたわけではないので言葉のニュアンスなどは違うかもなのですが、それでも遠目から見ても、殿はご自身のことを、

 

「僕はたけしさんの影響はひとつも受けてないですねぇ」

 

なんて仰られる大地さんの発言の一言一言に笑われていたのには間違いなく、さらには、あまりいつもはそんなことを言われることのない殿は、ボクの勝手な思い込みでなければものすごく楽しそうに見えたのでした。

 

あと、一つだけ打ち上げのことで言いますと、「ビートたけし ほぼ単独LIVE 〝LIVE~〟」に書いたように北郷さんは打ち上げを盛り上げつつ裏では殿と神妙な表情でお話になられたりしてはいたのですが、一回だけ、唯一、一回だけ北郷さんがまるで少年に戻ったかのような表情になられていた瞬間があったのです。

 

それは、〝いとうせいこう〟さんがお手洗いに立たれた時のことだったのですが、北郷さんは〝いとうせいこう〟さんがお席を立たれるなり珍しく殿の近くからお離れになられ、小走りでボクの方に向かって来られこんなことを仰られたのです。

 

「シェパード、悪りぃ。ついてきてくれ!」

 

なので、ボクも何が何だかわからなかったもののすぐさま北郷さんの後について行ったのですが、なんと、北郷さんの向かった先はお手洗いへと向かわれる〝いとうせいこう〟さんの元だったのです。

 

「お手洗いの所すみません!あの、急に大変申し訳ないのですが、写真を撮らせて頂けないでしょうか」

 

ボクが見たこともないほど北郷さんは緊張をされていて、本当に少年に戻ったかのような瞳で〝いとうせいこう〟さんを見つめられていたのです。

 

すると、その要求に快く承諾してくださった〝いとうせいこう〟さんに、さらに北郷さんはこんな質問をされたのです。

 

「みうらさんとのスライドショーのライブの後に、必ずお酒も飲まずに反省会をするって本当なんですかね?」

 

すると、〝いとうせいこう〟さんは〝よく知ってるなぁ!〟というようなリアクションをされた後、こんな風にお答えになってくださったのです。

 

「あぁ、本当だよ。ホテルで朝までその日の出来たてのビデオを見たりね。で、昨日も仏壇のスライドショーでなんとか笑わせてきたんだけどさ、朝までみうらさんと一緒に居たんだよ」

 

「みうらさんも今日のライブをめちゃくちゃ楽しみにしてて、今日の朝のその反省会の時は来るって言って楽しみにしてたんだけどさ、急な用事が出来ちゃったらしくて来れなくなっちゃったんだよね」

 

北郷さんからすれば、〝いとうせいこう〟さんと〝みうらじゅん〟さんと言えば、殿以外の人の中では超がつくほどリスペクトされているお方二人なのですが、そんなお二人が朝までこのライブのことを楽しみにしながらお話になられていたことに対し、歓喜しないわけがないのです。

 

そんなワケで、〝いとうせいこう〟さんと北郷さんの初めて見るガチガチな表情のツーショットを、ボクは写真に納めさせて頂いたのでした。

 

そして、打ち上げも終了し、殿をお見送りした後に続々と皆さんも帰られます。

 

すると、ボクはタクシーをつかまえる役目をさせて頂いていたのですが、ボクはお酒を一滴も飲んでいなかったくせにこの日の興奮が物凄かったからか、兄弟子であるタカさんをタクシーへとご案内している時にこんなことを言ってしまったのです。

 

ちょうど、道路の反対側にタクシーが止まっていたので、ボクはタカさんをそのタクシーへとご案内していたのですが、ちょうどボクらが反対側へと行こうとした時に車がこちらに向かってきたのです。

 

なので、ボクはタカさんにそのことをお伝えしようとしたのですが、そこでボクはこんなことを叫んでしまったのです。

 

「車!危ないです!」

 

すると、すぐさまその間違えを呈すかのように、タカさんは半笑いになりながらこんなことを仰られたのです。

 

「おい、何が危ないんだよ、反対だろ普通。オレに気づかせるんじゃなくて、車に言ったろ今?」

 

す、すみません~!なんて叫びながらも、なんとかタカさんをタクシーまでお送りしたのでした。

 

そして、お次は〝いとうせいこう〟さんをタクシーへとご案内しようとしていた時なのですが、ボクはバカにもほどがあるのですが、なぜか勢い余ってしまい、

 

〝タクシーはこちらです〟

 

と言おうとして、

 

「せいこーはこちらです」

 

と言ってしまいそうになったのですが、そこでボクはギリギリでこんなトコロで言葉を止めたのです。

 

「せいこーはこ…」

 

ですが、運よくボクのその間違えに〝いとうせいこう〟さんは気付いていないご様子だったので、そこから、なんとか、なんとかこんな風にごましながらタクシーへとご案内させて頂いたのでした。

 

「せいこーはこ…せ、せ、せいこうさん!こ、こちらです!」

 

ですが、もしも気づかれていたうえでスルーしてくださっていたとしたら…と思うと、今だに不安で仕方がないのでした。

 

そして、ダイノジの大谷さんも皆さんと同じくボクはタクシーへとご案内しようとしたのですが、そこで大谷さんはこんなことを仰られたのです。

 

「あ…僕は大丈夫です。タクシーでは帰らず、少し歩きながら今日のことを浸りながら帰ろうかと思います」

 

そう仰られ、本当に歩いてお帰りになられる大谷さんだったのでした。

 

そして、ボクはその後の二次会にも北郷さんにお誘いして頂き、北郷さん、アタルさん、ユンボさん、居島さん、三平さん、と、そこになんともダイノジの大地さんも来てくださり、他にもマネージャーさんやスタッフさんなどと二次会へ。

 

すると、そこでも大地さんは爆笑の発言をしまくられていたのです。

 

「たけしさんの隣りの楽屋だったことには緊張はしたの?」

 

というような質問に対して大地さんは、

 

「え、全然しませんでしたよ。あぁ、なんか横に居るなってぐらいっすかね」

 

と仰られたりして、その周りにいる芸人さん、いや、〝ビートたけしファン芸人〟の方々に、

 

「ほんと人でなしだなお前は!」
「それぐらいは緊張しろよ!」

 

なんてツッコミを入れられていたのですが、それでも大地さんは飄々と、

 

「うーん、でも僕からしたら、たけしさん本人の言葉とかより、〝たけしさんの言葉をいう大谷さん〟の方がカッコいいって思うんですよね」

 

とまたまたそんなトンデモないことを仰られ、さらには、

 

「でも、素人の時はたけしさんのことをどう思ってたの?」

 

という質問に対しても、

 

「うーん、小難しいこという人だなーって」

 

と、〝ビートたけしファン〟しかいないこの二次会でも、大地さんはエンジン全開でぶっ飛ばしながら爆笑を取りまくられていたのでした。

 

そして、その二次会ではユンボさんも、殿が居た打ち上げでは話せなかった分ボケられまくられていたのです。

 

ボクが店員さんを呼ぶために、

 

「すみません~!」

 

なんて言うと、ユンボさんはすぐさま、

 

「なになに?呼んだ?」

 

なんて仰られたり、

 

「シェパード、どうだ?今日のオレは面白かったか?」

 

「いや、出演されていないじゃないですか!」

 

なんてボケられたり、さらには、逆パターンの、

 

「今日のシェパードはウケてたねぇ」

 

「いや、出てませんて!」

 

なんて、本当に殿の前での緊張が起爆剤となっているのか、ボケにボケられまくるユンボさんだったのでした。

 

それと、その二次会で大地さんがトイレに立って少しの間、帰って来なくなるというちょっとした事件があったのです。

 

「大地さん、どこ行ったのかな?」

 

「だいぶ酔ってたからトイレで寝てんのかな?」

 

「いや、もしかしたら〝ビートたけしファンとはもう飲めねぇ!〟って言って帰ったのかもしんねぇぞ?」

 

なんて全員で心配をしていたのですが、ふと近くの席に目をやると、なんと大地さんは全く知らない人たちの席でワイワイとビールを飲んでいたのです。

 

すると、ちょうどボクらが気づいた頃に大地さんはこちらの席へと帰ってこられたのですが、その後ろからその席の人がこちらへと近づいてきたのです。

 

〝ん…なんだろうか…〟

 

とボクらが少しだけ不安になっていると、そこでその席の人が大地さんに、

 

「さっきはありがとうございました!これ、よかったら飲んでください!」

 

とビールを手渡されたのです。

 

それに、大地さんも大地さんで、

 

「ウィ~」

 

なんて言って、さらっと受け取られるのです。

 

そして、その人が席へと戻ったのを確認して、あの人とはどのような関係なのかということの質問がそこではすぐに飛び交ったのですが、そこで大地さんは驚愕のこんな一言を仰られたのです。

 

「いや、なんか声掛けられたんで、そのままあっちの席で飲んでたんですよ」

 

そして、あの人とは知り合いなのか?という質問にはこんな風にサラッと答えられるのです。

 

「え、あの人とは初対面っすよ」

 

ま、ま、マジかよ!なんて全員が全員ビックリマーク飛び出しまくる反応をし、打ち上げでは本当に大地さんのムードメーカーぶりが発揮しまくられていたのでした。

 

そして3時過ぎ、二次会はそこで解散に。

 

すると、その二次会終わり、ボクは自転車で来ていたので駐輪場へと向かっていると、そこでユンボさんが冗談なのか本気なのかこんなことを仰られたのです。

 

「シェパード自転車なの?じゃあ、どんな自転車か見てやんねぇとな」

 

別に、ユンボさんは自転車マニアでも、自転車業者で働いているワケではないのです。

 

ただ、そのユンボさんの真意はよくわからないものの、ボクはユンボさんが見たいと言うので二人で駐輪場の方へと向かっていたのです。

 

すると、ボクらの後ろの方で何やら騒がしい気配がし、さらにはこんなお声が聞こえてきたのです。

 

「兄さ~ん、クラブに行きましょ~よ~」

 

なんと、大地さんがこんなことを叫びながら満面の笑みでこちらへと走って来られたのです。

 

「クラブ行きましょうよ!兄さん、好きでしょ?」

 

なんて言って、大地さんはクラブには似つかわしくないキャラのユンボさんを強引にクラブへと誘われ始めたのです。

 

ですが、そこでユンボさんはまるでご自身がクラブに行きまくっていて、さらには、その行きまくっていたせいで色々とあったんだよな、というようなテンションでこんなことを仰られたのです。

 

「クラブかぁ、オレが出禁じゃなかったらなぁ」

 

なぜか、ユンボさんは、

 

〝クラブで暴れちゃってね、出禁なんだよ〟

 

的なテンションでその大地さんからのお誘いをお断りされるのです。

 

ですが、それでも大地さんの誘いは止まることがないのです。

 

「いいじゃないっすか~!ね、行きましょ~よ~、ね、ね?」

 

そして、またまたユンボさんは髪の毛をなびかせるような仕草でこんな風にお返しになられるのです。

 

「オレも行きてぇのは山々なんだけどなぁ、クラブがオレを許さねぇんだよ」

 

〝この問答はなんなのだ…〟

 

と多少の疑問が芽生え始めたその時、ボクらが歩いていた道に、急にハロインのコスプレをした女性がお店から飛び出してきたのです。

 

すると、その女性の凄まじいテンションに、またまた大池さんはその人たちと全く同じようなテンションで、

 

「ウィ~」

 

なんて言って輪に入って行かれたのです。

 

そして、そこからまたまたミラクルが起こっちゃったのです。

 

なんと、その人たちは大池さんのお知り合いだったのです。

 

「どんだけ顔広いんだよ!」

 

ユンボさんのツッコミが渋谷に鳴り響くと同時に、大地さんはそのお知り合いの人たちの飲みに行く約束まで交わしはじめられたのです。

 

「兄さんは絶対来てくださいね、他の人はどうしますか?」

 

なぜか、ユンボさんだけは絶対に確保したい大地さんはそんなことを仰られたのですが、そこでボクは明日の仕事の時間がもう間近まで迫っているということをお伝えし、そこで帰らせて頂くことにしたのです。

 

すると、そこで大地さんはボクの方を見やりながらこんなことを仰られたのです。

 

「チェックでいいんですね?チェックアウトですか?」

 

〝チェックorチェックアウトというのは、どういう言い回しなのだろうか…〟

 

とほんの少しばかり疑問ではあったのですが、ボクはその大地さんのお言葉に甘え帰宅することにし、ユンボさんと大地さんが二人仲良く肩を組みながら渋谷の路地へと消えて行くのをお見送りしたのでした。

 

そして、ボクは自転車で帰ることにしたのですが、その帰り道、もう明るくなってきてしまっている空を見ながら、この日の夢のような出来事を思い出しながら帰宅したのでした。

 

そして、4時頃、帰宅して、寝ずに付き人へレッツゴー。

 

死ぬほど眠いけど、最高に興奮してるぜ!

 

なんて気持ちの悪いことを言って、付き人へと向かったのでした。

 

では。



 

ー 告知 ー

 

ご来場されたお方には、「ビートたけし ほぼ単独ライブ」限定フライヤーをプレゼント!

 

そして、この日のライブで「ビートたけし ほぼ単独ライブ」の内容が知れる!?

 

「勝手にありがとう」
11/24(祝・月)
会場・新宿ネイキッドロフト
開場:12:30 開演:13:00  お昼です!
前売:1500円(1ドリンク別)
出演:アル北郷、ユンボ安藤、居島一平、三平三平
前座:シェパード太郎、銀座ポップ、ルサンチマン浅川
{23618D42-2D8D-4564-BACD-E4F8C5C79265:01}

 


 

ー コメントお返し ー

 

1.JK さん

 

将来を案じて泣いていいのは、
ひとつの道で出来る限りのことをし、何かを達成した人だけです。

 

ーお返しー
コメントありがとうございます!
くーーお厳しいご意見!ありがとうございます!



 

2.まさや さん

 

明日のプログメチャ楽しみ!
基本毎日楽しみで、楽しませて頂いてますが。
明日は長編でお願いします。

 

ーお返しー
コメントありがとうございます!
有難うございます!
あまりにも長文になってしまいました!すみません!汗



 

3.これが現実 さん

 

「ザ・ノンフィクション」結構キますよねぇ。。。
人生とは・・・なんて思ったりして。。。(´Д`)

 

ーお返しー
コメントありがとうございます!
ボクはプロレスも女子プロも世代ではなかったのですが、そんなのは一切関係ない心にグサリと刺さってしまいました。



 

3.エマ さん

 

健さん旅立たれました。
たけしさんライヴなのですね。
心がキュッとなります。たけしさんを支えてあげてくださいませ。

 

ーお返しー
コメントありがとうございます!
LIVEのブログはいかがでしたでしょうか。
有難うございます、精進して頑張ります。



 

4.JK さん

 

紛れもなく、世界で最高の男ですよね。

 

ーお返しー
コメントありがとうございます!
間違いありません!