【10月26日 日曜日】
 
起床して、少ししてからランニングを4キロ。
 
で、再放送の「ザ・ノンフィクション 敵はリングの外にいた」を視聴。
 
長与千種、ダンプ松本、お互いに10代で女子プロレス界へと入り、同期として女子プロレス界を盛り上げたこの2人の今を追ったドキュメント。
 
そして、その内容は凄惨なものでした。
 
過去と折り合いをつけるための過去との決裂、将来への不安、それぞれのプロレスへの想いが連なり、見ていてボクは息苦しくなってしまいました。
 
さらには、プロレスへの想いも良いことばかりではないのは当たり前なものの、その裏にひしめくプロレス界から裏切られたというような想いが錯綜としているようにも見え、ボクはまともに見ていられなかったのです。
 
あと、ボクには目を背けたくなるような場面があったのです。
 
それは、ダンプ松本さんがレスラー仲間と居酒屋でお酒を飲んでいた時、そこでダンプ松本さんが涙ながらにポロっと言った一言にボクは目を背けたくなってしまったのです。
 
ダンプ松本さんは、その居酒屋のお気に入りらしいイケメン店員に酔った勢いで甘えたりしていたのですが、その少し後、イケメン店員に優しくされたことでさらに酔いが回ったのか、ダンプ松本さんはレスラー仲間にこんなことをポロっと漏らしたのです。
 
「プロレスラーだけの、プロレスラーの為だけの老人ホームがあればいいのに…」
 
芸人も、きっと同じような道を歩むのではないだろうかと思い、ボクはその場面を見て不安になってしまったのです。
 
しかも、ボクはこのダンプ松本さんが仰られたことと全く同じお言葉を、先輩のユンボ安藤さんからも聞いたことがあったのです。
 
「シェパード~、芸人だけの老人ホーム作りてぇな~」
 
ただ、ユンボさんは笑いを誘うボケとして仰られていたのでその場では笑いが起こっていたのですが、テレビ画面に映るダンプ松本さんの席では笑いは一切起きていなかったのです。
 
〝これが現実〟
 
そんな言葉が頭から離れず、ボクは恥ずかしながら涙を抑えることが出来なかったのです。
 
ただ、それと同時に、ボクはこんなことも思わずにはいられなかったのです。
 
テレビ画面に映る、ダンプ松本・長与千種のお二人は、過去の栄光、日々の精進、己を律する力強い信念、さらには、もしかすると明日にはリングで力尽きてしまうかもしれないという恐怖の中で戦っているけれど、ボクはそのどれもが欠けている。
 
だとすれば、このお二人の今の姿がこうだということは、20年後のボクはもっと凄惨なものになっているのでは…。
 
さらには、ただただ体たらくに過ごしているだけのボクには、このドキュメントを語る資格さえないのだと気づき、またまた恥ずかしげもなく泣いてしまったのでした。
 
でも、そんな画面に映るお二人の葛藤をしながらも前に進む姿勢を、ボクはなんとか歯を食いしばりながらもしっかりと目に焼き付けたのでした。
 
そして、そのあと録画した番組を見たりして、18時前、自転車で三軒茶屋へ。
 
で、三軒茶屋のカフェでブログを。
 
そして、なぜ唐突に三軒茶屋へとやってきたかと言いますと、実はボクは明日の殿の〝ほぼ単独ライブ〟のことで、ボクには全く関係のないことのくせに居ても立っても居られなくなってしまったのです。
 
なので、殿の大ファンである工藤さんを無理言ってお誘いし、夜な夜な暑っ苦しく、それはそれは無駄なことを語らせて頂いたのでした。
 
そして、日記の中では、明日は殿の〝ほぼ単独LIVE〟!!
では。
 
 
 
 
ー 告知 ー
チケットが余っております(>_<)
「近藤商店」
11/18(火)
開場:18:30 開演:19:00
前売:900円
会場:しもきた空間リバティ
ゲスト:ですよ。
出演:アッチャンズ、ジャンふじたに、かんし、松下ひもの、真心タッチ、ケチャップリン、ザ・プレジデント、熊川シュウワ、シェパード太郎
{8A327B1E-C7BB-43DD-AD9D-1459A65156CD:01}
来て欲しいです!900円なんです!
 
 
ー コメントお返し ー
 
 
齋藤ママさんって、浅草のママさんの事ですよねぇ。。。そりゃあハナシのネタが沢山あるのでしょうね(^o^;)
ライブ、お化けが出たからってドタキャンにならずに良かったですよね
 
ーお返しー
コメントありがとうございます!
はい、浅草ママのことです!
たくさんあると思われるので、また次回に期待ですね。
もしかしたら、お化けも今回ばかりは遠慮をしてくれたのかもしれませんねぇ。笑
 
 
 
笑ってポン さん
 
はじめましてm(_ _)m
唐突ですが質問を。
以前たけしさんから『路地立つ太郎』と名付けられていたと思いますが
その由来は何ですか
 
ーお返しー
コメントありがとうございます!
「路地立(つ)太郎」や「路地立之助」はボクが弟子入り志願だった頃に、師匠に弟子入りを懇願するためにずっと路地に立っていたので、それで師匠から、
「そう言えば、あんちゃんいつも路地に立ってんな?」
ということで頂いた芸名です。
Wikipedia用に…是非…。Wikipediaはありませんが。汗