【9月26日 金曜日】

この日も昨日に続いてチケ売りを。

が、お相手は少しだけ変わって比嘉さんの相方じゅんぺいさんと工藤さんと。

が、、、この日も何も起きず、、、


【9月27日 土曜日】

11時頃、起床。

「男女7人秋物語」
10話、11話で、完了。

で、録画を観たりして、17時頃、付き人の現場近くのカフェでブログを。

で、ブログを書いてから昨日買っていた、

「僕がコントや演劇のために考えていること/小林賢太郎」

photo:01



を読むことに。

で、その中の一つにこんなことが書いてあったのですが、

「〝自分は何が好きなのか、それがなぜ好きなのか?〟そこまで考えないと表現者はいけないし、そこで自問自答をやめたら負け」

元々、何かで小林賢太郎さんがこのことを仰っていたのを聞いたことがあったのですが、より細かく書かれてあったこともありまた違ったカタチで響いてきたのです。

テレビには出ていなくても食べてはいけるようになっている方々を見ると、誰もがその〝好き〟を明確にされているし、それをより深く掘り下げた上で前面に押し出されているようにも思うのです。

でも、その過程にはその方々もきっとこのように、

「自分は何が好きか?それはなぜ好きなのか?」

という根底の部分から掘り下げた結果、今のその方々の地位は生み出された産物だということなのです。

なので、ボクはすぐさまその〝好き〟な物をノートに書き写してみたのです。

ですが、この作業が意外とそう簡単にはいかず、悪戦苦闘してしまいました。

なぜかと言うと、〝好き〟は簡単に書き連ねられるのですが、その〝好き〟を〝なぜ好きなのか〟と掘り下げていく作業が意外と難しかったのです。

ここが、きっと小林賢太郎さんが言いたかった部分でもあると思うのです。

上の小林賢太郎さんのお言葉にも書いているように、

「なぜ好きなのか?を知る理由があるのは、表現者だから」

なのだと思うのです。

これが普通のお仕事をしていらっしゃる方ならば必要のない作業なのかもしれませんが、表現者は後々〝好き〟になられる側なワケでして、そんな人が自分の〝好き〟をハッキリとわかっていないだなんておかしな話なのです。

でも、そんなことをわかっていても、この日のボクは、〝好き〟は多少は書き連ねれたものの、そのことを〝なぜ好きなのか〟は曖昧な答えになってしまい、一人悶えてしまったのでした。

みなさんの好きはなんですか?
そして、その好きの理由は?

って、人に聞いてどうすんだバカ!

で、そんな悶々とした状態で付き人へ。

で、この日は殿はニュースキャスター。

すると、本番前の打ち合わせ中、アジア大会でとある水泳選手が記者のカメラを窃盗したというニュースをアタルさんや北郷さんが殿にご報告をされていたのですが、それをお聞きになられた殿は、まるで子供のようなテンションになられていたのです。

そして、テンションが上がられていることいいことに、そんな殿に北郷さんはまたまたこんなトンデモない誤報をご報告されたのです。

「ウワサですが、盗んだカメラのレンズが股間からはみ出てたってウワサですよ」

そんな…いくらなんでも海パン姿で盗むワケがないのです。

ですが、そんな北郷さんのご報告に殿はお喜びになられ、周りには有名大学をお出になられたお偉いスタッフさんばかりいらっしゃる前で、こんなことを声高々と仰られていたのでした。

「海パンに隠しやがったか!そのうち海パンが膨れちゃって、こう、ズーーム!ズーームってな!」

楽屋は爆笑に包まれる中、殿は股間に手をやられ、カメラのレンズがズームになる時に先が伸びる仕草をし続けられ、

「ズーーム!ズーーム!」

と大変楽しそうにやり続けられていたのでした。

そして、打ち合わせは終わり、田中さん用イタズラパネルの制作を。

で、この日はトンデモなく手の込んだパネルが出来上がり、殿は、

「おい、早く田中の楽屋にこれを置いてこい!」

とボクに急かすように仰られていたのですが、ボクが田中さんの楽屋へとそのパネルを持っていくと、田中さんはこの日お休みだということだったので、また殿の楽屋へと引き返し、そのことをご報告させて頂いたのです。

すると、そのパネルは殿も自信があられたからか、そのパネルを大事そうに楽屋の奥の方へと持って行かれ、こんなことを仰られたのです。

「おい、これは盗まれないように隠しとけな」

誰が盗むのだろうか…なんて思うものの、殿が大事にそうにパネルを抱えられていたので、ボクはそのパネルをスタッフさんに手渡し、くれぐれも大事に保管して頂くようにお頼みさせて頂いたのでした。

そして、殿はスタジオへ。

すると、本番前に殿のスライドショー的LIVEのお話になり、そのライブが破格の3500円だというお話になると、そこで殿はこんなことを仰られたのです。

「え、3500円もすんのか?えれー高いな!」

ですが、殿が出られるライブで3500円なんて超がつくほど安いのです。

だって、ボクが出ているようなライブでさえ、高いやつで2500円や1500円もするんですから、殿で3500円は超破格な値段なのです。

すると、ちょうどそんなことを思っていると、そこで殿がボクにこんなことを聞いてこられたのです。

「お前のライブはいくらぐらいなの?」

ですが、殿は3500円で高いと判断されているのに、ボクが1500円のライブをやっているだなんて言いたくはないのです。

だとしても、嘘もすぐにバレてしまうので、ボクは恐る恐るもこんな風に曖昧に答えてみたのです。

「1500円ぐらいです…」

でも、当たり前ですが曖昧に答えようが1500円には変わりないのです。

すると、案の定、そのボクが言った値段に驚かれた殿はそこでこんなことを仰られたのです。

「1500円も取ってんのかお前!詐欺だな!」

詐欺は言い過ぎでは…なんて思う暇もないほど殿はそこからこんなことまでまくし立てられるのでした。

「しかも、それでウケてねーんだろ?もうそんなのSMショーじゃねぇかよ!」

嗚呼、殿の例えが面白すぎる!なんてボクも自分が言われていることも忘れて笑っていると、近くでそれを聞いていらっしゃった北郷さんがこんなことを殿に言ってくださったのです。

「でも意外とそれでも来てくれる人がいるんですよね。まぁ、それが目的で来るお客さんもいるんじゃないですかね?意外と気持ち良くなってくるもんなんですよ、きっと」

あれ、、、ボクのフォローかと思ったら、北郷さんも〝SMショー〟の方に乗っかられてる!なんて気づいた頃にはもう遅く、殿と北郷さんはボクのライブを、

〝究極のSMショー〟

だと盛り上がられ、最後は北郷さんのこんな一言で話がまとまるのでした。

「たぶん、義務や使命感みたいなものをお客さんも芽生えちゃってるんじゃないですかねー」

そんな、、、そんなーー、、、!!なんてまたまた何も言い返すことも出来ないまま、ボクはそのお二人のやりとりに笑うしか出来なかったのでした。

そして、そんなワイワイとしたムードの中、殿は本番へ。

で、本番の後半で逸ノ城関の等身大パネルが登場していたのですが、そのパネルに敵意をむき出しにされる殿は、

「実はオレ、193cmあるんだよ」

などと仰られたり、そのことを安住さんが信じていないご様子だと、

「いや、着縮みすんだよオレ」

なんてことを仰られ、さらには番組の終わりには、その逸ノ城関の隣りにイスを置いてそのイスの上から立たれ、

「ほら、言っただろ!」

なんて報道番組とは思えないような終わり方でこの日もニュースキャスターは終わりを告げたのでした。

そして、打ち合わせへ。

すると、そこでとある用事をボクは殿に頼まれたのですが、その用事にかかる費用を殿は心配されているご様子だったので、ボクはそれは事務所の経費で払って頂けるということをお伝えさせて頂いたのです。

すると、そうとわかると殿は少し安心をされていたのですが、その少しの間を置いてから殿はこんなことを仰られたのです。

「そうか、じゃあそこに一万ぐらい乗せてもらっとけ!」

それがギャグだとわかったので、

「は、はい、わかりました!」

なんてヘタクソな相づちをボクが打つと、そこで殿はさらにこんなことを仰られたのです。

「よし!それで、そのままクビになれ!」

つい、そのままの勢いでボクも、

「はい、わかりました!」

なんて言ってしまったのですが、よくよく考えれば、

〝弟子がクビになるようなことを清々しく薦められる〟

なんて普通ならばおかしいわけでして、それをボクはツッコミでもなく乗るでもなく中途半端に答えてしまった自分に猛反省したのでした。

ですが、そんな反省をするボクに対し殿は、

「いいな、この野郎、5千円の所を2万円にしやがって!」

なんて、本当にボクがお金をごまかすものだと信じられる殿なのでした。

そして、殿は打ち合わせを済まされお帰りになられ、ボクもその後少ししてから帰宅したのでした。

では。




ーライブ予告ー

チケットが余りまくっております…。
「近藤商店」
10/21(火)
開場:18:30 開演:19:00
前売:900円
会場:しもきた空間リバティ

photo:02



シェパード太郎のブログを見た、で前売り取りますー!
来てくださいー!!



ーコメントお返しー

にまにま☆ さん

「男女七人~」でやっぱりすごいなぁと思うのは、大竹しのぶさんの目力。
喧嘩しているのかじゃれているのか、わからないようでも目から「好きなのよ!」オーラが出まくりなんです。(・∀・)
ホントに桃子ってかわいらしいんですよねーヽ(゜▽、゜)ノ
・・・しっかし、ホントにこのドラマは、勝手に感情移入しては一人で叫んでしまいたくなります(*゚ー゚*)

ーお返しー
コメントありがとうございます!
いやはや、ボクなんかの何倍もの素晴らしい感想…笑
ほんと、その通りですねー!隠しきれない〝好き〟がたまらないんですよね。
あと、さんまさんの葛藤、素晴らしすぎます!