【4月28日 月曜日】
にけつっ!を2週分見て、ちょっとした用事のため川崎へ。
で、一度帰宅してから荷物を置いて、また事務所へ寄って、そのまま新宿へ。
そして、今日は前日にTwitterで
「明日、何か面白いライブないかな」
とつぶやいたところ、真心タッチ島田さんに、
「オスカーライブあるけど行く!?」
とお誘いを頂いたので、新宿バティオスで演っているオスカーライブを見学しに。
100席ほど入る客席は満席の中、ボクと島田さんは端っこの方に席を陣取り見学させて頂きます。
そして、前半後半とあったのですが、前半だけ観させて頂き、
島田さんはアルバイトへと向かわれ、ボクはそのままブックオフへ。
で、ブックオフにて本を物色したあと、またまた日高屋で恒例の唐揚げ定食を。
美味しく召し上がり、帰宅。
が、帰路、近所のブックオフへ寄り、「伊坂幸太郎/グラスホッパー」を購入して、マクドナルドで読むことに。
その本の中でこんなセリフがあったのですが、なるほどなー、と。
「女にも手を出すわけ?」
「俺は(殺し屋の)プロだぜ、医者が手術をする時に「男は治しません」なんて言わねえだろうが」
で、23時頃、帰宅したのでした。
続きます↓
【4月29日 火曜日】
スッキリ、ひろいきの、ハッキリ言うTV、噺家が闇夜にコソコソ、
など録画していた番組を視聴して、5キロほどランニングをした。
シャワーを浴びて、『やがて哀しき復讐者』という映画を観る。
で、その映画の結末で、
「なんじゃそれー」
と間の抜けた嘆き声をあげてしまった。
このタイトルから韓国映画なのだと勘違いしていたからか、その結末の拍子抜けが凄かったのです。
あとで調べたら香港映画ということだったので調べずに観た自分を責めるしかないのですが、その結末は逆に、
「こんな安易な結末に出来るのは才能だ」
なんて褒め称えたくなるほどの安易な結末だったのです。
けれど、娘を誘拐されてしまう父親役の役者さんがボクの知っている方にものすごく似ていて、別の見方としては楽しめたので今回はプラスマイナスなしということにします。
そして、鑑賞後は近くのドトールへブログを書きに。
19時頃、ブログを書き終え「グラスホッパー/伊坂幸太郎」を少し読んでから松屋へ。
で、松屋で丼を食べて帰宅したら、ちょうど「さんま御殿~鬼嫁軍団&独身男~」がやっていたのでそれをそのまま視聴します。
すると、その番組でジュニアさんがこんな秀逸なツッコミをされていて感動してしまったのです。
アンガールズ田中さんが何を言っても追い込む西川史子さんと女性陣、すると、アンガールズ田中さんが少し趣旨と違ったカタチで切り込むと、その発言に対し西川史子さんは趣旨と違う話をしすぎだと田中さんに指摘をしたのですが、そこで、すかさずジュニアさんがこんな一言を仰ったのです。
「それ言い出したら、鬼嫁軍団ってあんた嫁ちゃうんねんからな」
それまで、女性陣は田中さんが話すとそれだけで引いていたのに、その一言でまさに形勢逆転をして、そこからは芸人の笑いのペースに力ずくで持っていかれたのです。
それと、その前から女性陣が田中さんが話すと引いていた時もジュニアさんは終始、田中さんのお話に一人大きく頷きながら爆笑していたのですが、それがすごい勉強になったのでした。
屁理屈には屁理屈で返す、ジュニアさんの心意気に触れたような気がして感動したのでした。
で、最後まで視聴したあとは、こちらを。
『桐島、部活やめるってよ』
この作品は一度映画館で観たのですが、そのときは正直言いいますと、
「よくわからない」
というのが感想だったのです。
ですが、そのあと町山智浩さんやライムスター宇多丸さんなどが大絶賛をしているのを耳にし、ボクはずっとこの作品が気になって仕方なかったのです。
ただ、一度観た時の印象があまりよくなかった映画をもう一度観るというのは結構な勇気がいるものなのです。
浮気をされて別れたものの、もう一生浮気はしないと言われて仕方なく寄りを戻したら、また浮気をされた。
そんな恐怖心が、この作品をもう一度観れなかった大きな理由ではないでしょうか。
と、よくわかりませんね。
ですが、観るのを恐れながらも、この日ボクはなんとかこの作品を観てみたのです。
そして、観た感想は、、、
「う、う、すごいおもしれーー!というより、青春ってツライもんだよなーー!」
です。
もう、どっぷりハマってしまっていました。
映画というのは基本、というよりボクの勝手な決めつけでは主人公目線で全てが進んでいくのが当たり前だったのですが、この作品がすごいのが見た人によって投影する主人公が違うのです。
なので、きっと一度目に観た時にその作風についていけなかったのは、
「誰に投影すればいいの?」
という疑問が常にあったからなのですが、それをわかった上で観てみると、ボクの投影する人物がハッキリと浮き彫りになってきたのです。
そして、そのボクが投影した人物たちは、失恋する側ばかりでした。
ヒロキという美男子に憧れる吹奏楽部の女の子、勘違いから発展した映画部前田の哀しい恋の結末、そのすべてが悲しく、でもすごくわかる淡い恋にボクは打ち震えてしまったのです。
もう、吹奏楽部の女の子の悲壮感なんて本当にすごくて、最初からその子が出てくるだけでボクはなんだか締め付けられるような気持ちになってしまったほど、投影していました。
あと、学生特有の〝私やってますアピール〟で吹けないサックスを吹いている姿なんて、本当なら笑えるんでしょうけどボクは、
「うわーーダセーー!けど、わかるわーー!!」
と、自分のことを見ているような気分になってしまったほどなのです。
それと、この作品のラストもすごく余韻のある終わり方で、ボクは観終わったあとこの作品から少しのあいだ抜け出すことが出来なかったのです。
桐島、部活やめるってよ、、、ボクの中の桐島は殿なのでしょうが、その結末がこうなのか、それとも全く違うものなのか、とそんなことを考えながらボクはまたすぐにでも観たいと思いながら余韻に浸っていたのでした。
そのあと、少しだけ時間をおいて、
アメトーーク・ロンドンハーツ合体SP、有吉のダレトク、
などを見て寝たのでした。
では。