【3月24日 月曜日】
春先になると、ボクは憂鬱になります。
普通の人は、暖かくなると陽気になったりテンションがあがるのでしょうが、ボクは暖かくなると憂鬱になるのです。
それはなぜかと言いますと、ボクはなぜかわからないのですが春先になると〝にやけて〟しまうのです。
春先になると、にやけている人をみたことがありませんか?
あれは、ボクと同じ部類に人たちだと思います。
そして、その方々も春先になるときっとボクのように悩み苦しんでいるはずなのです。
どこかでこんなことを聞いたことがあります。
〝暖かくなると変質者が出る〟
もしかすると、ボクはそちら側の人間なのかもしれない。
〝春先が ボクの心を 躍らせる〟
面白くともなんともない一句を急に読みだしてしまうほど、春がボクをおかしくしているのです。
そして、この自分では抑えようのない〝にやつき〟に、ボクは毎年自己嫌悪に陥り憂鬱になるのです。
それが、春。
みなさんは、にやける派?
それとも、断固にやけない派?
では、あと少しの春を楽しんで。
ー 日記ブログ ー
iPhoneの充電が出来ていなくて朝からアクセクする。
明日の近藤商店のかんし大好き芸人のプリントと自分のネタのプリントを。
「うちくる~ブラマヨ小杉~」
「ざっくりハイボール~今、なんのネタ作ってた?」
「ゴッドタン~第二回バカリズムの女友達オーディション」
「探偵ナイトスクープ」
尊敬する数学教授と夢のセッション。依頼者が賢そうな待ち方だということを麒麟の田村さんがこんな風に例えられてた。
「犬やったらお利口さんですよ」
つい面白くて写真におさめてしまった。
夕方頃、ドトールでブログを。
ブログ書き終え、おこりんぼさみしんぼを読了。
勝新太郎さんと若山富三郎さんのことを間近で見られてこられた山城新伍さんが書かれた名著。
熱海のお店で勝新さんとお店がかぶり、山城新伍さんが「ゴルフの帰りですか?」とお聞きすると、店の人を喜ばせるようなこんな台詞を仰られたというのが素敵。
「いや、東京からわざわざ来たんだよ」
あと、手術をハワイですることになった若山富三郎さんが弱気になり、
「新伍、これをオレの肩身にしてくれ」
とイタリア製のブルゾンを渡してきた時に、山城新伍さんがこんな粋な計らいを。
当時、ビデオの調子が悪くなっていた若山富三郎さんに山城新伍さんはレザーディスクを勧め、弟子には裏でこう言いつける。
「来月まで機会が入らない。手術後にはつきますっていうことにするんだ」
それを付き人が若山富三郎さんに伝えると、後日、若山富三郎さんは山城新伍さんに潤んだような目をしてうれしそうにこんなことを仰られたそうなのです。
「新伍。来月オレが帰ってきたら、あれがついてんだ、あのレーザーディスクの機械がさ」
粋なお方に連れ添ったお方は、粋。
自分のダメさ加減を考えさせられたのでした。
そのあと、近くのブックファーストへ。
「オカマだけどOLやってます」を立ち読み。
見た目は女、カラダは男、要は潜入モノ。
刺激は受けたものの購入はせずブックオフへ。
「江戸川乱歩傑作選」が100円であったので購入してマクドナルドで「江戸川乱歩傑作選」の〝二銭銅貨〟と「この日本人に学びたい」を読む。
23時頃、帰路につく。
その帰り際、路上でハモってる人がいた。
「あー」
「ああー」
「あああー」
「ああああー」
時代は進んでいるのだな、なんて思いながらそこを通り過ぎる。
もしかすると、彼らも春の仕業なのかもしれない。
と、そこを通り過ぎた辺りでボクはガラス越しに映った自分を見て愕然としたのです。
そこには…周りの目も気にせずに口元を緩めて〝にやつく〟自分がいました。
嗚呼、春はまだボクを解放してくれないらしい。
では。
!来て【!ライブ告知!】ください!
「勝手にありがとう」
4/7(月)
開演:19時半
前売:1500円ドリンク別
場所:新宿ネイキッドロフト
出演:アル北郷、ユンボ安藤、居島一平、三平×2
前座:シェパード太郎
「ワイルドアウト」
4/19 (土)
開演:19時
前売:1500円
会場:高円寺スタジオK
出演:ほたるゲンジ、河野かずお、シェパード太郎
他・豪華ゲストあり!!
「近藤商店」
4/22(火)
開演:19時
前売:900円
会場:しもきた空間リバティ
出演:アッチャンズ、かんし、ジャンふじたに、松下ひもの、ケチャップリン、真心タッチ、トリグミ、ザ・プレジデント、熊川シュウワ、シェパード太郎